トヨタ新型「ランドクルーザー」初公開! 旧車デザイン採用で超カッコイイ「ROX」! オシャベージュ内装×オープン仕様も良すぎる「本格モデル」米で登場へ
“オープンランクル”「ROX」誕生
トヨタの米国法人は2024年11月1日、新型「ランドクルーザーROXコンセプト」の実車の画像と詳細を初公開しました。 【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「ランドクルーザー」を画像で見る(77枚)
ランドクルーザーは、1951年に登場した通称「トヨタ・ジープ(BJ型)」をルーツとする本格四輪駆動車シリーズです。約170の国と地域で販売されるグローバルモデルとなっています。 現在は大きく分けてフラッグシップの「ランドクルーザー300」、実用重視のヘビーデューティー系の「ランドクルーザー70」、本流となるライトデューティーの「ランドクルーザー250」の3種が販売されています。 一方、日本では、ランドクルーザープラドの後継モデル的立ち位置のランドクルーザー250が、米国ではランドクルーザー(200系)の後継モデル的立ち位置でランドクルーザーの名称を用いて展開されています。 そんなランドクルーザー(日本名:ランドクルーザー250)のプラットフォームには、ランドクルーザー300と同じ「GA-Fプラットフォーム」を採用し、オフローダーとしての基本性能を大幅に向上しています。 ボディサイズは、全長4925 mm×全幅1980 mm×全高1870 mmで、ホイールベースは2850 mm。 米国仕様のパワートレインは、日本にはラインナップされない最高出力330馬力・最大トルク630Nmを発揮する2.4リッターターボエンジン+モーターのハイブリッドシステムに、8速ATを組み合わせたもので、ランドクルーザー250の中で最もパワフルな“最上級版”のパワートレインが用意されています。 そんなランドクルーザー250をベースとし、トヨタの北米デザイン部門の「キャルティデザイン スタジオ」とトヨタR&Dが、「限界を押し広げ、頑丈なユーティリティとオープンエアの自由を融合させ、ゲームチェンジャーとなるアドベンチャービークル」として作成したのが、新型ランドクルーザーROXコンセプトです。 ROXは、「レクリエーションオープンエクスペリエンス」の略称。トヨタの北米法人いわく「究極のアウトドアアドベンチャーのために設計されたオープンエアコンセプトでランドクルーザーの過去を継承した」とのことです。 車両の50%以上を改造したという、新型ランドクルーザーROXコンセプトのエクステリアは、ルーフを切断したほか、後部荷室部分はサイドパネルも一部排除されており、全体的なスタイリングはピックアップトラックのように変化しています。 また、失った屋根部分を補強するように張り巡らされたロールケージや、ルーフライト、新たにデザインされた前後バンパー、背面タイヤも装備され、アグレッシブな印象に。 さらに、4インチのリフトアップと8インチのトレッド幅拡張、ワイドフェンダーの装着も実施。幅広く威圧的なスタンスを実現しました。 ボディカラーは、旧いランドクルーザーのボディカラー「スプリング グリーン」にインスピレーション得たという淡いグリーンが用いられています。 インテリアは、ヘリテージ オレンジのレザーを使用して再構成されており、レトロな雰囲気となっています。 トヨタ自動車北米部門でマーケティング担当グループ副社長を務めるマイク・トリップ氏は、新型ランドクルーザーROXコンセプトについて以下のようにコメントしています。 「この野心的でユニークなクルマは、ランドクルーザーが体現する冒険の精神を忠実に守りながら、限界を押し広げようとするトヨタの取り組みの証です。 新型ランドクルーザーROXコンセプトは、ランドクルーザーがこれまでどのような存在であったかを思い出させるものであり、ランドクルーザーファンを、まったく新しい方法で大自然に招待するものです。これを実際に見る皆さんの反応を見るのが待ちきれません」 新型ランドクルーザーROXコンセプトは、2024年11月5日から8日まで、米国ラスベガスで4日間行われる世界的なカスタムカーショー「SEMA SHOW 2024」で出展される予定です。
くるまのニュース編集部