井岡一翔（左）と健闘を誓いあう堤駿斗（カメラ・池内　雅彦）

◆プロボクシング　▽ＷＢＡ世界スーパーフェザー級（５８・９キロ以下）挑戦者決定戦１２回戦　堤駿斗―レネ・アルバラード▽ＷＢＡ世界スーパーフライ級（５２・１キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　フェルナンド・マルティネス―井岡一翔（１２月３１日、東京・大田区総合体育館） 　前ＷＢＡ世界スーパーフライ級王者で同級６位・井岡一翔が所属する志成ジムは１２日、ＷＢＡ世界同級王者フェルナンド・マルティネス（アルゼンチン）に挑戦する大みそかの世界戦に、井岡がファイトマネーから子供たちを招待したいと申し出があったことを明らかにした。１５歳以下の子供５０組１００人（子供と保護者）を招待する予定で、詳細は井岡のインスタグラムまたは志成ジムのＸ（旧ツイッター）で。 　今年７月、ＷＢＡ王者だった井岡は当時ＩＢＦ王者だったマルティネスと東京・両国国技館で王座統一戦で対戦。０―３の判定負けで２度目のＷＢＡ王座防衛に失敗してベルトを奪われた。井岡にとって、大みそか決戦は１３度目。これまで１０勝１敗１分け（世界戦は９勝１敗１分け）と相性の良い年末の大一番で、再起を決めるつもりだ。 　戦績は３５歳の井岡が３１勝（１６ＫＯ）３敗１分け、３３歳のマルティネスが１７戦全勝（９ＫＯ）。 　試合はＡＢＥＭＡで独占無料生中継される。