「お腹周りの脂肪」を2週間で減らす!6つの方法を専門家が伝授
2週間でお腹の脂肪を落とす方法
持続できる減量方法というのは、実際に痩せるまで時間がかかるもの、とコーディングは指摘する。しかし、そのプロセスを早めるためにできることがいくつかある。
摂取カロリーを記録する
体重を減らすための最も基本的なアプローチは、カロリーの摂取量よりも消費量を増やすこと。たとえば、3,500kcalは脂肪1ポンド(= 約453.6gグラム)相当。減量アプリ、もしくは紙とペンを使って目標を達成するために減らすべき摂取カロリー量、もしくはジムで消費するカロリー量を導き出すことができる。 「週7日、1日あたり(摂取カロリーよりも)500kcal多く消費すれば、1週間で3,500kcal、体重を1ポンド減らせることになります」とガグリアルディ。 ここで役立つのが、米国国立衛生研究所(NIH)のオンラインツール『Body Weight Planner』。このツールは、現在の体重、活動レベル、目標体重、目標達成に必要な時間を入力すると、1日の推奨摂取カロリーが算出される。おなかの脂肪を減らす方法を教えてくれるわけではないが、体重を減らすためのあなたのガイドラインになるはず。 毎日計算したくないという人は、大まかなアプローチでも大丈夫。「いつもは1食でサンドイッチ1個を食べているという人は、昼食に半分、夕食で残りの半分を食べればカロリーを半分に減らすことができます」とガグリアルディ。まずは、1日に500kcalをカットするための方法を25通り考えてみよう。
より多くの食物繊維をとる
精製された炭水化物や砂糖が多い食品は、空腹感を和らげることができないため、つい食べ過ぎてしまう。そうならないためにも、代わりに全粒粉のパンやオーツ麦、野菜、フルーツ、豆類、チアシードなど食物繊維の豊富な食品を多く食べよう。「これらは、おなかを満たしてくれます」とチェスキン博士。プラスで、食物繊維には消化吸収を遅らせる働きもある。 医学誌『Annals of Internal Medicine(原題)』に掲載された2015年の研究によると、厳しい食事制限が難しい場合は、食物繊維の摂取量を増やすだけでも体重減少につながる可能性があることがわかったという。最新の米国食事ガイドラインによると、女性は1日に少なくとも25g(摂取カロリー2,000kcalに対して)の食物繊維を摂取するのが望ましいとのこと。食物繊維の豊富な食事プランを立てよう。