立憲・枝野代表が会見 代表辞任へ(全文1)野党連携という方向性の選択に後悔はない
立憲民主党の枝野代表は12日、両院議員総会終了後に会見を開いた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「衆院選の結果を受け 党代表辞任へ 立憲・枝野代表が会見(2021年11月12日)」に対応しております。 【動画】衆院選の結果を受け 党代表辞任へ 立憲・枝野代表が会見(2021年11月12日) ◇ ◇
議席という結果につなげられなかった
司会:それではよろしいでしょうか。それでは枝野代表、退任会見となります。枝野さん、どうぞよろしくお願いいたします。 枝野:先ほど皆さん、両院議員総会をご覧いただいたと思いますが、正式に代表を退くことのご承認をいただきました。報道の皆さんには、旧立憲民主党から数えれば4年余り、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 両院議員総会でも申し上げましたとおり、この4年間、立憲民主党に集って今回の総選挙を共に戦っていただいた全ての皆さんがさまざまな困難を乗り越えて、そして昨年9月に新しい立憲民主党を立ち上げ、そして報道の中には政権選択選挙という言葉も使っていただけるような構えまではつくることはできたと。4年前の10月の頭の状況を考えれば、自分なりによくここまで持ってこれたなという一定の納得感がありますし、この4年間、充実した日々を過ごすことができたことを感謝いたしております。 ただ、残念ながらそれが議席という結果につなげられなかったことは大変残念であり、特にこの間、誰よりも汗をかいて合流に向けて、そして合流後は選対委員長として頑張っていただいた平野さんをはじめとして、多くの仲間が議席を失い、また、議席を取れると思っていた新人・元職なども議席を取れなかったということは、はなはだ悔しく、また力不足を申し訳なく思っております。 両院総会で申しましたとおり、綱領や基本政策で掲げた旗は決して間違っていなかったし、今回の選挙でそのことが否定をされたものだとは思っておりません。新しい体制の下で、この間の検証をしっかりしていただいて、まずは来年の参議院選挙、そして再来年の統一自治体選挙、そして間違いなくいずれある総選挙に向けて、この政権の選択肢としての構えを持ちつつ、その中身を充実させて、綱領の実現に向けて進んでいってもらいたいと思っておりますし、私も一議員としてしっかりとその中で努力をしていきたいというふうに思っております。この4年、本当にありがとうございました。 司会:それでは質疑に入りたいと思います。社名とお名前を名乗っていただいて、一問一答でお願いいたします。どうぞお願いいたします。じゃあ宮崎さん、最初にお願いします。