大阪・吉村知事が会見「緊急事態宣言下における対応についてご協力を」
20代の感染者数が増加の傾向「若いみなさんの行動によって無意識のうちに広がってくる傾向も」
そして、府内の感染者の傾向として20代が増えていることを挙げ「20代の方は死亡率が低いので重症かなりにくいと思われている方が多いと思います、一方で、高齢者のみなさんにとっては致死率10%を超える非常にリスクの高いウイルスでもあります」と説明。 「だれかにとって大切な人の命が失われる可能性が高い。若いみなさんの行動によって無意識のうちに広がってくるそういった傾向もあるので、命を守る観点からも医療が崩壊してしまうとコロナ以外の病気で助かるはずの命も助からなくなってしまう。緊急事態宣言の措置へのご協力をお願いしたいと思います」と続け、若者に対して強く呼びかけていた。
テレワーク、経済界へどのように伝えていくか
会見の中で、報道陣からテレワーク推進について会社への出勤者数を7割削減するという目標について、経済界へどのように呼びかけていくかという質問があった。 それに対し、吉村知事は東京と大阪を比較してこれが違うというのは様々な意見があると思うという前提で「東京の方が進んでいるのは進んでいると思います。大阪でテレワークがなかなか進まないのは、中小企業がものすごく数として多いというのがあるのかなと思います」と述べた。 会社への出勤者数7割減については「難しいところはあると思いますが、支援策相談窓口で対応しており、少しでも推進してもらって、緊急事態宣言において人流を下げることについて、経済界にもご協力いただきたいなと思います」と話していた。