「NPBにこだわらず。必要とされるってうれしい」曽根海成 広島カープ戦力外 現役続行へ前進 トライアウトに参加…
広島カープから戦力外通告を受けた 曽根海成 。12球団トライアウトから1週間経つが、“新天地” 決定に大きく前進する連絡を受けていた。 【写真を見る】「NPBにこだわらず。必要とされるってうれしい」曽根海成 広島カープ戦力外 現役続行へ前進 トライアウトに参加… ■11月14日(木)トライアウト当日 トライアウト当日の朝、曽根は両手に野球道具を持ち、歩いて球場へ向かっていました。 曽根海成 選手 「めっちゃくちゃ重たいです、これ。やばいです。バットが重たいんです」 戦力外通告を受けてからもチームメイトに練習を手伝ってもらい、トライアウトを迎えた曽根。カープの仲間のためにも、応援してくれるファンのためにも、トライアウトで意識するのは全力プレーです。 曽根海成 選手 「カープのユニフォームを着てプレーするのは最後なので、一生懸命やっているところを見てほしいなという感じです」 曽根は、トライアウトのシートバッティングで三塁打を放ち、守ってはショートとセカンドで軽快な守備をアピール。トライアウト直後には晴れやかな表情が見えました。 曽根海成 選手 「NPBにこだわらず、とりあえず野球ができたらいいので。うん、野球をしたいんで。どこからかオファーがあればいいですけど。アピールできましたかね? できました? だったらいいんですけどね。久々にユニフォーム着ると、疲れるっす。何なんですかね、これ? スリーベースを打った後とか、乳酸たまりまくって、パンパンだったんですよ。まあ、でも、しっかり走っておいてよかったですね」 「あとは連絡待つのみって感じですね」 ■トライアウト4日後 トライアウトから4日後、曽根は社会人野球チームから連絡を受けていました。 曽根海成 選手 「何社か声をかけていただいて、まだ決まってはないんですけど、一回、話を聞いて、そこから決めようかなと思っています。うれしいですね。必要とされているって一番うれしいですね。『おまえ、もうええわ』って言われたら『もう終わりや、おれ』ってなりますもんね。ことし、ぼく、それだったので、カープでは。必要とされていなかったので、つらかったですよね、ことし」