大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文5)有事の発想でワクチンを早く届ける
6カ月間でなんとか終えたい
なので、それを今、進めていくわけですけれども、1日も早くですけれども、目標としては大阪府ワクチン連絡会議で示したとおり、6カ月以内に希望する大阪府民の方全員に届くようにしたいというのが大きな目標で、今も僕の中にあります。そう考えたときには、実質始まったのが5月下旬から、まさに今から始まったわけですから、6、7、8、9、10、11か。こっちからいくとちょうど6カ月間。6カ月間でなんとか終えたいと。1カ月、すでに始まった、半月ぐらい遅れていますけど、基本的には半年で府民の皆さんの、ワクチンを希望する方は半年以内には必ず終えたいという思いで6カ月に設定していると。もっと早く終われば一番いいわけですけど。そうなったらこの期間を短くするというのはあり得るとは思いますけれども、なんとか、できるだけ早く、6カ月と言わず僕はもっと早く終わらせたいと思っています。 今回、特に変異株の脅威というのも目の当たりにしてきましたから、ワクチン連絡会議で6カ月ってやったときは確かまだ変異株の状況とか出てなかった時期だったと思いますので。そう考えるとやっぱり今は有事の発想で、ある意味、コロナとの戦争だというふうに考えたときに、これは有事の発想で対応していくべきだというのが基本的な考え方です。まだまだ平時の発想でワクチンは進んでいると思うんですけど、僕はいろんな方法も今、考えていますが、できるだけ有事の発想でワクチンを早く届けるということを考えたときには、この6カ月という期間ももっと短くできないかというふうに思っています。 おそらくこれからワクチンの数よりも打つ速度のほうが遅くなってくることに入ってくると思います。ファイザーしかなかったとき、今はワクチン供給が足りないといわれていますけど、モデルナが認証され、アストラゼネカも認証されてくると、国内にはワクチンがあるけども打つスピードがそこに届かないという事態に僕はなってくると思っていますので、それを想定して十分な供給量があるのであれば、有事の発想で1人でも早く多くの方に届ける仕組みというのを、これ以外にもいろいろ僕は考えていきたいというふうに思っています。まずはこの6カ月にしたというのはそういうことです。あとはなんかありましたっけ。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月19日 全文6に続く