大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文5)有事の発想でワクチンを早く届ける
大阪府の吉村洋文知事は19日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「若い世代の重症化・死亡例が増えている」大阪府・吉村知事(2021年5月19日)」に対応しております。 【動画】「若い世代の重症化・死亡例が増えている」大阪府・吉村知事(2021年5月19日) ◇ ◇
市町村コードの活用を検討中
吉村:ただ、1つ可能かなと思っているのは、市町村コード、これについては43しかないわけです。住民のコードでいくと、これは880万コード、未成年、15歳以下を除くからあれですけど、700万人ぐらいになると思いますけども、高齢者でも230万人、大阪府がその全ての情報をシステムに組み込むことはまずできないです。でも市町村コードは43しかないので、その市町村コードを活用して、ネット予約のときに住所を打ち込む。そしてその住所と市町村コードが一致しないときは予約できないようにすると、そういったシステムはつくれるんじゃないかというふうに思っていますから、今、それを検討中です。 じゃあ、それで、いやそれでも番号まで、個別番号まで把握してないわけですから、じゃあ対応のやり方として、例えば市町村番号、コード番号をどっかで入手して、その市町村がどこかって分かっていれば、その番号を打ち込んで、そして架空の接種番号を打ち込めば予約ができるシステムにはなってしまいます。でもそれって犯罪行為ですから。偽計業務妨害だと思うんです僕、そこまでやると。なのでそういったことはやめてくださいねっていうことを言いながらも、できるだけそういった不正の予約確保ができないようにはしていきたい、そういうシステムをつくっていきたいと思います。
間違えた人には臨機応変に対応する?
それから、違った番号を取っても、結局、接種はできないので、接種券番号が一致してないと。実際の会場で、予約はできても接種はできないわけですから。そこにはなんの経済的価値も生じないわけです。それがなんか、予約さえ取っていれば接種会場で接種できるとなったら経済的価値が生じますから、さらにややこしい話になってくるわけですけど、単純に不正予約しても接種番号と一致してないと現場で接種できませんから、誰にとってもプラスにならない、経済的利益発生しませんので、はっきり言って、それをやる意味もあまりない。ある意味、妨害行為でしかないので。 ですので、もうここはやめてくださいと。そしてまたそれを、呼び掛けをして、それでもなおする人が出てくれば、これは偽計業務妨害罪で告訴すればいいんじゃないかなというふうにも思っていますし、そういったことはやめていただきたいと思います。われわれとしても、できるだけ、ただそういったことを回避するためにも、市町村コードと連動付けるということは、ちょっとシステムづくりとしては検討していきたいと思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。ちょっとすいません、そこの話の中で、僕が気になってしまったのが、いわゆる悪意ではなく、不可抗力で番号を間違えてしまって予約をしてしまった人が来たら、番号違うじゃないかと。じゃあ受けられませんみたいな話がもし可能性出ると、そこら辺はある程度、臨機応変に対応するようなイメージ? 吉村:それはもちろん臨機応変に対応します。そういった事例はまずほとんど出てこないだろうなと思いますし、事例が出てきても対応できると思います。つまり例えば市町村コードと、市町村の住所がまず合致している、住所なんかも記入すると。そこで自分の住所、氏名をきちんと記載されているわけですから。で、自分で、その中で悪意なく受けたくて予約している人が、例えばおじいちゃん、おばあちゃんで接種券番号の番号下1桁間違えた、途中の2桁、1桁間違えたとしても、その接種券と予約を照合すれば、いや、これはこの人なんだなっていうところの同一性が確認されたら、それは接種したらいいと思うんですよ。それは誰でもあることで、1つ、2つ番号をやっぱり打ち間違えることなんか、特に高齢者はあり得ますから、その方が過失というか、ミスでなった場合は現場の受付で十分対応したらいいと思います。 それと故意、悪意を持って妨害しようっていうのはもう明らかに分かりますから、単に番号が1つずれていたからもう現場では受けれませんという実務にはやりません。そうならないと思います、実際も。