車の運転中にイヤホンをしていたら「罰金5万円」!? 危ない走行をしていたわけでもないのに、なぜ違反なのでしょうか?「片耳だけ」ならOKですか?
「片耳」ならOK? グレーゾーンに要注意
「片耳にだけイヤホンを装着すれば、もう片耳で音を聞けるからセーフなのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし片耳だけのイヤホン使用についても注意が必要です。 片耳のイヤホン使用を禁止する法律はありませんが、片耳のイヤホン使用でも注意力が散漫になるリスクがあることは事実でしょう。「運転に支障を及ぼすおそれがある行為」とみなされ、違反行為とみなされる可能性もあります。たとえ片耳だけであっても運転中のイヤホン使用は避けた方が無難です。
安全運転を心掛けよう
運転中のイヤホン使用は周囲の音が聞こえにくくなるだけではなく、注意力が散漫になり思わぬ事故につながる可能性があります。地域によっては条例で明確に運転中のイヤホンを禁止していることからも分かるとおり、危険な行為だといえるでしょう。 イヤホンは装着せずできるだけ外部の音を聞き取れる状態を保ち、運転に集中することが大切です。どうしても音声を楽しみたい場合は、車に搭載されているスピーカー機能を利用すると良いでしょう。 イヤホンを使用しながらの運転は、自分や他人の命を危険にさらす可能性がある行為だということを自覚し、安全運転を心掛けてくださいね。 出典 e-Gov法令検索 道路交通法 東京都 東京都道路交通規則 大阪府 大阪府道路交通規制 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部