9.27「RIZIN.24」で那須川天心vs皇治が決定…天才と元K-1ファイターの戦いは名勝負となるのか?
「天ちゃんを褒め回してもおもろないので、お土産があるんですよ。メイウェザーとやった時に泣いていたからね」と、“これであやしておきなさい“とばかりに、しゃれっ気で、自らのサイン入りの子供用の玩具と哺乳瓶をプレゼントした。 天心も笑顔で「ありがとうございます」と受け取り、「オレもなんか持ってくればよかったですね」と、和気あいあいとしたリアクション。ただ、写真撮影の際に、天心はポーズをいくつか取ったが、皇治は、ずっと両手をポケットにつっこんだまま。カメラマンからポーズを注文されたが「嫌です」と拒否した。 口だけ男か、それとも武尊戦以降、3連勝中の勢いと、過去、44戦を戦ってきた経験とタフネスぶりで、ビッグサプライズを起こすのか。 戦前予想としては皇治が圧倒的に不利ではあるが、榊原CEOは、「僕の予想は当たらないが」と、エクスキューズした上で、こんな試合展開を予想した。 「皇治の過去のK-1の試合を見る限り名勝負が多い。ファンの人たちを感動させる試合をする名勝負製造機だと思っている。今まで天心とやっていた相手を非難するわけじゃないが、ワンサイドの試合にはならないんじゃないか。ラウンドを跨ぐだろう。天心も言っていたが、殴られ強い。ダウンしても立ってくる根性がある。格闘技のダイナミズムのつまった試合を見せてくれるんじゃないか、と期待をこめて思っている」 格闘技に絶対はない。 政府指針に従い、現状、5000人に人数制限された、9・27、さいたまスーパーアリーナのチケットがプラチナ化することは間違いないだろう。