「ブレないクルトガ」が争奪戦に。書き心地、グリップ感の徹底的な違いとは?【今日のライフハックツール】
特に中高生から30代前半ぐらいの若い方に人気の高いシャープペンシルといえば、三菱鉛筆の「クルトガ」でしょう。 「ブレないクルトガ」が争奪戦に。書き心地、グリップ感の徹底的な違いとは?【今日のライフハックツール】 書くたびに芯を少しずつ自動回転させる独自機構「クルトガエンジン」を搭載し、片減りを防いで芯先が尖った状態にキープ。線が太ることなく、常にシャープな字を書き続けられるシャープペンシルは、2008年に初代を発売して以降、シリーズ累計で1億本以上を売上げています。 そんな大人気の「クルトガ」シリーズに、金属軸を採用したハイエンドモデル「クルトガメタル」が登場。発売後2カ月経った現在でも店頭で争奪戦が繰り広げられるほど注目を集めているのはご存知でしょうか。 なぜそこまで注目を集めているのか? 多くのシャープペンシルファンが「これすごいぞ」と口を揃えて絶賛するその最新機能を紹介していきましょう。 【「クルトガメタル」はこんな人にオススメ!】 スケジュール帳などに細かい文字を書くのに適したシャープペンが欲しい 安定し、ブレないシャープペンが欲しい 疲れにくい握り心地で、手が痛くならないシャープペンを探している
クルトガの弱点を完全解消したハイエンドモデル誕生
冒頭でも述べた通り、「クルトガ」シリーズ最大のポイントといえば、芯先を常に尖らせておくクルトガエンジン機構。芯が紙に当たるごとにわずかに回転させることで、芯の先端がピンと尖った状態をキープできるようになります。 つまり書くほどに線がシャープになり、細かな文字を書くにも潰れにくく、読みやすい筆記ができるのです。 ただ、そのクルトガエンジンにも弱点はあります。芯を回転させるため、紙に芯先が触れる度にわずかに沈み込む必要があり、それがカチャカチャとしたブレを生んでしまうこと。 このブレを不快に感じる人は一定数いるようで、実は筆者もそのうちの1人。「シャープな線が引けるのは素晴らしいけど、あのブレがなぁ…」ということで、苦手意識すら持っていたぐらい。 しかし「クルトガメタル」には、昨年発売の「クルトガ KSモデル」から採用された、カチャカチャしたブレを抑制する新型クルトガエンジンを搭載しています。 これによって、書き味が大幅にスムーズになった…のは間違いないのですが、書き比べてみると、「KSモデル」と「クルトガメタル」は同じ機構なのに、なぜか「クルトガメタル」のほうがよりブレが少なく快適に感じられました。 それもそのはず。「クルトガメタル」には、金属パイプと先端コーンの間に樹脂製のニブダンパーという新装備が挟まれており、この小さなパーツが芯先の衝撃をしっかりと吸収しているんです。 新型エンジンとニブダンパーという二重の衝撃吸収機構によって、「クルトガメタル」は先端ブレをほぼ解消。つまり普通のシャープペンシルと変わらない書き味でクルトガならではのシャープな線が書けるようになった、ということ。 正直、ずっとクルトガ苦手の民だった筆者も、これなら使わざるを得ないという結論に達しました。