Who is Sasaki?米メディアも佐々木の2試合連続完全試合に迫った快投に熱狂!「メジャー球団の興味がさらに増す」
スポーツ専門局のESPNは「日本の逸材、20歳の佐々木が完全投球回数を17イニングまで伸ばす」との見出しを取り、「完璧なものを、さらにそれ以上、どのように向上させればいいのだろうか。佐々木は、それを見つけ出すために最善を尽くしている」と、2試合連続の完全試合達成に迫った佐々木の快投を伝えた。 記事は「右腕投手(の佐々木)は102球を投げて無失点の試合から降ろされるまでに14三振を積み上げた。注目すべきことは彼の投球が依然として101マイル(約163キロ)に達したと伝えられる8回に三振を奪った後に降板したことだ」と説明。 「佐々木は日本プロ野球で新記録となる52打者連続で相手に出塁を許していない。今シーズンは4度の先発、防御率1.16で56三振を奪い、31イニングの投球で7安打と2四球だけを許している」と紹介した。 記事は、また「佐々木は高い球速を持つ高校投手として注目され、18歳で千葉ロッテと契約する前にメジャーリーグのチームからも広く興味を持たれていることが報じられていた」と、大船渡高を卒業時にはメジャーから声がかかっていたことを改めて明かした。 スポーツイラストレイテッド誌は「天才投手、佐々木がNPBで完全投球を継続」との見出しを取り、「完全試合のパフォーマンスと同等か、さらに良い投球を続けて見せることはとてつもなく難しいことだが、佐々木はそれをほぼ達成しようとしていた。NPBで先週に完全試合を達成した20歳の日本の天才投手は、さらに8回の完全投球を見せた」と伝えた。 記事は「佐々木はNPB記録となる17回連続の完全投球で、52打者を連続で打ち取った。彼はこの連続記録を次の日曜日にさらに伸ばすチャンスがある」と伝えた上で、メジャーリーグの似たような記録について、こう紹介した。 「ホワイトソックスのマーク・バーリーが2009年に完全試合を達成した後に5回2/3で完全投球を続け、MLBの投手として2試合連続の完全試合に最も近づいた。ジャイアンツのユスメリオ・ペティットが、2014年に記録を破るまで、バーリーの45人連続アウトは5年間記録となった。ペティットは先発、中継ぎとして、8試合にわたって46人を連続で打ち取った。2試合連続で完全試合を達成したMLBの投手はいないが、レッズのジョニー・バンダー・ミーアが1938年にMLBの歴史で唯一2試合連続でノーヒットノーランを達成している」 全米メディアも日本に現れた怪腕に熱狂気味。次回のオリックス戦の先発も引き続きマークされそうだ。