バイエルンがバーンリー指揮官コンパニーと接触 クラブ首脳は後任監督をイングランドで探しているのか
38歳の青年監督
トーマス・トゥヘル監督の後任探しに苦労しているバイエルン・ミュンヘンだが、ここへ来てバーンリーのヴァンサン・コンパニ監督が新指揮官の候補に急浮上した。 イギリスの衛星放送『SKY』が20日に報じたところによると、バイエルンは既にコンパニ監督と接触し、監督就任の打診を行ったという。 現役時代にマンチェスター・シティやベルギー代表で活躍したコンパニ監督は、現役引退後はアンデルレヒトで監督業をスタートさせ、2022年6月にバーンリーの監督に就任。1年目でチームをプレミアリーグ昇格に導いたが、2年目の今季はそのプレミアリーグで19位に終わり、プレミアシップ降格となった。 バーンリーと2028年まで契約が残っているコンパニ監督がバイエルンからの誘いに応じるかは定かではないが、スポーツ部門の取締役マックス・エバール氏はじめバイエルン首脳陣がプレミアリーグの現職指揮官をトゥヘル監督の後任に迎えたいという考えを持っていることは間違いないようだ。 ドイツでは、これまでアストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督などバイエルンが興味を示しているとされる複数のプレミアクラブの指揮官の名前が取り上げられてきた。また、クリスタルパレスのオリヴァー・グラスナー監督とは合意間近まで行ったとドイツ紙『Bild』は報じている。 シャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)、ユリアン・ナーゲルスマン監督(ドイツ代表)、ラルフ・ラングニック監督(オーストリア代表)など意中の候補者たちの招聘に次々と失敗したバイエルン。果たしてコンパニ監督を新監督に迎え入れることができるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部