大阪府・吉村知事が定例会見9月8日(全文1)感染者が多い状況で、病床も逼迫
基礎疾患のある10代男性がコロナで死亡
われわれはこれがあることに加えて、現場の大阪における重症者の方の比率を見ても、やはり明らかにBMI、特に若い世代の方で、BMIが高い方が重症化しやすい傾向にあると判断をいたしました。なので、今回妊婦さんの予約枠、ここに非常に枠が余ってる状態ですから、ここの枠に、もう打ってる方も多いと思うんですけど、まだ打てていないこのBMIが高い方の優先枠といたしますので、ぜひ、重症化リスクは高いですから、若くても。ワクチンのほう、接種をお願いしたいと思います。これがワクチンの優先接種です。 それから、今日のお配りしている発表事項にはありませんが、追加の発表項目があります。本日、また夕方発表いたします、6時ぐらいに発表いたしますが、10代の陽性者の方がお亡くなりになるという事例が生じました。お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。それについて少し説明をこの場でさせていただきます。 本日の発表分になりますけども、9月8日公表、本日公表予定です。10代の方、男性です。お亡くなりになられた日は9月7日です。基礎疾患があって、死因はコロナ関連死になります。これは重症病床の治療を受けられていましたので、自宅療養、宿泊療養ではないという方です。この方についてですが、個人の情報がありますので詳しいことをお伝えすることはできませんが、状況といたしまして基礎疾患があると。それに加えて複数の重症化リスク因子がおありになる方です。ワクチンについては受けられていない、未接種の方です。
自殺予防週間に向け相談体制を強化
状況ですけれども、9月の1日に救急搬送をされまして、そして搬送先の病院でこれはコロナの疑いがあるということで、その場で検査をした結果、陽性だと判明をいたしました。そして搬送時にすでに重症の状況ですから、重症の状況の中で重症治療ができる病院で重症の治療をされていましたが、9月7日にお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈り申し上げます。 次です。ここはコロナから少し離れますが、ちょっとコロナに関連もしますけども少し離れますが、自殺予防週間について相談体制を強化していきます。毎年9月の10日から16日までは自殺予防週間です。自殺者については近年、これブルーが全国でオレンジが大阪ですけど、全国も大阪も減少傾向にありましたけども、昨年、令和2年については全国も大阪も増加傾向にあります。大阪では前年より178名増加して1409名となっています。 これを受けて、心の相談体制、自殺相談、自殺について、やはり特にこのコロナ禍で大きなストレスを感じたり、不安を感じられてる方が多いということもあります。ぜひ相談窓口を拡充もしていきますので、お悩みになられてる方は気軽に相談をしていただきたいと思います。 幾つか窓口をつくっていまして、「こころの健康相談統一ダイヤル」ということで、9月は24時間体制で受け付けをいたします。9月30日木曜日17時まで、番号はこちらの番号です。これはコロナに関わりませんので、コロナ以外、コロナも含めてどなたでもご利用いただければと思います。 そしてコロナに特化した「こころのフリーダイヤル」についてです。これについては去年の秋に開設したわけですけど、あらためて周知をいたします。土日祝日、年末年始を含む毎日実施しています。9時半から夕方の5時までです。それからSNSです。「こころのほっとライン」、これは新型コロナ専用です。入り口はLINEで入っていって、実際のデータはほかのところで管理していますが、その情報管理はしっかりそこで対応してますが、窓口としてはLINEを通じてやります。SNSで相談しやすい環境だと思いますので、お悩みの方はこちらのほうをご利用いただけたらと思います。幾つか複数の窓口を設置してますので、このコロナ禍の中、あるいはコロナ以外の理由も含めて、誰かに相談する人がいないという方は、ぜひこちらのほうに専門医がいますので相談をお願いします。次、お願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見9月8日 全文2に続く