岸田内閣の支持率「もともと高過ぎたんじゃないの?」大阪・松井市長会見6月30日(全文1)
万博、参加国・機関が目標の9割達成。受け止めを
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。万博でお伺いします。先日、27日に博覧会協会のほうで記者会見がありまして、招致して参加されるところが未公表も含めて9割達成ということが出ました。ちょっとこの受け止めをお願いします。 松井:これは万博を誘致する、それで誘致決定からも、一応われわれ高い目標を掲げてきましたけども、いまさら万博かということで、なんて言うかな、否定的な、そういう意見も多かったけども、日本で世界の課題解決をする参加型の万博をやると、そのテーマは、命というものに焦点を当ててやるということに対して、やっぱり世界の皆さんが参加価値を見いだしていただけたのかなと思っています。あともう少しですから、目標には達することができるんじゃないかなと思ってます。 大阪日日新聞:参加が、後半といいますか、ここにきてぐっと増えたのは喜ばしいことやと思うんですけども、それと一方で、建設費のほうで、質問にもあったんですけども、現時点で具体的に検討する段階にはないと。建設費の値上がりというか、増加ですよね。だからあの1850億っていう部分がさらに膨れるかどうかというところですけども、原材料価格の状況を考えるとかなり厳しい、このままいくのは厳しいんじゃないかなと思って、経済界からもかなり警戒する声が出ているんですけども。大阪市としては、税金を使うんですけれども、いつまでにこの増加額といいますか、これを、するとすれば、把握して発表するということを考えられてますでしょうか。
発注方法や搬入方法で知恵を絞る
松井:これ、会場整備担当の副事務総長からいろいろ聞いてますけども、まとめて発注することで、建設資材等の高騰をなんとか抑制するために発注方法に知恵を絞るとか、それから搬入方法で知恵を絞るとか、そういう形で対応をしていきたいと。今の時点では2850億という会場整備費を超えるというような報告は受けていません。 大阪日日新聞:すみません、1850億だと思うんですけども。あと一方で、工期を短縮するということで、工事契約者のほうもデザインビルドという、詳細設計を工事契約者のほうにお願いするという、ちょっと自治体としてはもうあまり使わない手法らしいんですけども、やっていると。工期の短縮はこれでかなりできると思うんですけども、ここについても【ク***00:17:20】高騰するんじゃないかっていう懸念も出てるみたいですけども、この辺りはいかがですか。 松井:工期短縮するということは、要は人件費を抑えることにもつながりますから。工期が延びるから人が入るという、人が増えるということになるんで。なので、そういうところのプラスマイナスを平準化させて、今の予算内で収めてもらいたいと思ってます。ただこれは、物価っていうのはやっぱりそのときそのとき上下するものですからね。これは万博を計画した時点から、今一番問題なのは、もうロシアの侵攻ですよ。もちろんこれ、電気代2割上がれば現場のエネルギー経費は2割上がるわけですよ。だからそういうことも含めて、やはり短期的な再稼働が必要だということを、われわれは政府に要請しているわけです。これだけ大きな工事ですから、エネルギーというのは非常に、コストというのは大きなものになってきますから。今、17基ぐらいは、安全対策が終わってる原発あるんでね。これをやっぱり政府が、もうこの冬の電力不足も見越した上で、もう早くやっぱり旗を振るべきだと思います。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 関西テレビ放送:MBSさん。