岸田内閣の支持率「もともと高過ぎたんじゃないの?」大阪・松井市長会見6月30日(全文1)
説明責任を果たさないなら辞職すべきか
共同通信:吉川さんについては、説明責任を果たさないのであれば辞職すべきというふうなお考えでしょうか。 松井:だから、辞職すべきだけど辞職させれないから。ちょっといろんなことを考えたほうがいいんじゃないかなと思います。これはわが党でもそういう勧告決議案された人いるんでね。このことをもって、なんて言うかな、選挙に有利、不利とか、そういうことを僕は言うつもりないけどね。選挙の争点としてこれを扱うつもりはまったくありませんけども。まずはやっぱり直属の上司というか、また残念ながら総理の派閥のホープとかいわれてたんでしょう。だからそこはやっぱりもう、総理自身じゃなくても、派閥のお偉いさんみんなでもう囲み込んで、なんとかけじめつけれないのかなと。でもなかなか辞めませんよ、これは。これは僕らも経験してるんで。これ、なんで辞めないかといったら、何度も言うけども、政治家の身分が良過ぎるから。だから「身を切る改革」で、ちょっともう本当に、その身分にしがみつかないようにしたほうがいいんだけどね。もうそう思います。なんぼもらうんかな。俺より高いもんね。 関西テレビ放送:そのほか。
岸田内閣支持率低下の要因をどう見るか
毎日新聞:毎日新聞の松本と申します。参院選公示後の各紙の情勢調査を見ますと、岸田内閣の支持率が下がってる傾向にあって、弊社の調査でも5月から10ポイントほど下がってるんですけれども、この支持率低下の要因について、まず代表がどうみられてるかっていうのと、あと維新も含めた野党が政権批判票の受け皿となっているかどうかの感触について教えていただければと思います。 松井:支持率下がってきたといっても、もともと高過ぎたんじゃないの? 去年の9月に就任されてから。期待値だったと思うけど。いよいよ10カ月程度が経過をして、やっぱりもうそろそろみんな結果を求めるんだけど、明確な結果がないんでね。コロナはこれ、対策は、菅総理時代のワクチンが効いてる話だから。そのワクチンの効果もあって。ウイルスっていうのは自らも生き残るために弱毒化していくわけですから、そこは総理の、なんて言うかな、成果とはなかなか言えないしね。もうやっぱり、特に物価が上がってる、特にエネルギー価格に対してはちょっとセンスがないなと思います、あのポイント還元は。ポイント還元のために必死で我慢したら、本当もう、これ、命に関わるからね。これ、もうよく分からないけど、2000円程度といわれてるけど、本当は幾らかまだはっきりしてないわけでしょう。2000円のために命懸けで節電できへんよね。そういうところでやっぱりちょっと、期待してたのに結果出してくれないなという、そういうことなんじゃない? でも10ポイント下がっても50%ぐらいあるから高いですよ。だからそれが野党に回ってるかといえば、あんまりそうは感じないね。もう結局、誰がやっても一緒みたいな感じになってるのかな。これはわれわれも自戒の念を込めてね。その受け皿になり切れていないと思います。 関西テレビ放送:日日新聞さん。