「海上がりの一杯」で環境保護!湘南唯一の酒蔵&サーファー5人が作る日本酒「おふしょあ」
ウマい酒を飲むことで、環境保護にもつながる。「Let’s☆飲酒で環境保護!」ということで、今回は湘南を愛するサーファーたちが作った日本酒「おふしょあ」をご紹介! ▶︎すべての写真を見る
湘南唯一の酒蔵で作る「海上がりに飲みたくなる酒」
波をイメージしたブルーの背景に、白のラインで描かれたサーファーと富士山。 ラベルからも「ザ・湘南の海!」を感じさせるこの酒が生まれたのは、酒の専門商社モトックスに勤める谷口明生さんが「湘南産の日本酒が欲しい!」と思ったのがきっかけとなった。
「僕は平塚で生まれ育って、よく湘南にもサーフィンに行っていました。ところが入社してすぐに大阪の配属になって。そのときに湘南らしい日本酒を大阪で紹介したいと思ったのですが、自分のイメージに合うようなものがなかったんです。それからずっと、いつか湘南らしい日本酒を作りたいと思っていました」(谷口さん、以下同)。 谷口さんにチャンスが訪れたのは4年前。ワインの営業から日本酒の開発へと異動になったのだ。それからは上司にひたすら「湘南産の日本酒を作らせてほしい」と訴え続け、その熱意に負けたのか、GOサインを獲得。 湘南唯一の酒蔵である熊澤酒造が醸造に携わることになり、ついにプロジェクトチームが立ち上がった。
ロックで飲んでもウマい!湘南産の原料にこだわった旨味
だが、ただ湘南産の日本酒を作ればいいというわけではない。 「湘南の海とサーフィンを愛する人のための日本酒でなければ……」。そんな思いから谷口さんはプロジェクトメンバーにスカウトすべく、社内をリサーチ。 茅ヶ崎出身の広報担当者、湘南でよく波乗りをするという人事部のサーファー、大磯在住のサーフィン好きのデザイナーなど、部署や年代の枠を超えて、「湘南好き、サーフィン好き、そして酒が好き」という共通項を持つ5人が開発メンバーとなったのだ。 「例えば人事は、普通は酒造りには関わりませんから、部署を超えて参加してもらうために、稟議など、色々大変なこともありました。それでもやっぱり熱量を持っている人と一緒に作りたいと思ったんです。 それに部署や年代も違う、いろいろな考えを持っている人が集まった方が、面白いものが作れるのではと思っていました」。