【内食市場2022】惣菜と冷凍食品が進化 コロナ後を見据え「食卓の楽しさ」模索
コロナ禍で伸びた内食需要は転換期を迎える。生鮮3品が反動減や相場に左右される中、底堅く食卓シーンを支えると期待されるカテゴリーは、惣菜と冷凍食品だ。惣菜にはすぐに食べられる利便性があり、冷凍食品はストック可能で使い勝手に優れている。どちらも新しいおいしさを生み出す技術開発が盛んで、メニューの幅が広がり、健康志向や環境配慮への対応も進んでいる。内食市場はコロナ後を見据え、その基礎となる手作りシーンの充実に加え、利便性で伸長するカテゴリーを組み合わせることにより、食卓の楽しさを掘り下げていく必要がある。
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日本食糧新聞社