メルセデス・ベンツ新型Vクラス

メルセデス・ベンツ日本は10月1日、マイナーチェンジを受けた新型ミニバン「Vクラス」を発表し、注文受付を開始した。内外装が一新され、乗り心地や機能装備等も大幅にアップデート。デリバリー開始は10月上旬以降を予定している。 【写真】これは憧れる！ 新型Vクラスの詳細画像はこちら（全19枚）

約10年ぶりにVクラスがマイナーチェンジ

メルセデス・ベンツ日本は10月1日、マイナーチェンジしたミニバン「Vクラス」の注文受付を開始した。 1998年に欧州のミニバンとして初めて日本に導入した「Vクラス」は、ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備えており、プレミアムミニバンというセグメントを創出した。 その後、2003年、2015年のフルモデルチェンジを経て、「メルセデス・ベンツのミニバン」の名に相応しい快適性と機能性を備え、日本のユーザーのニーズにあわせた装備や専用アクセサリーの拡充を図り、累計販売台数約3万台を達成したロングセラーモデルだ。今回のマイナーチェンジでは、内外装デザイン・乗り心地・機能装備等、あらゆる面をアップデートしたという。 エクステリアでは、全モデルのラジエーターグリルを大型化し、マルチビームLEDを採用した新デザインのヘッドライトを標準化。 「V 220 d」、「V 220 d ロング」、「V 220 d エクストラロング」のラジエーターグリルには、メルセデス・ベンツのデザインに共通する無数に散りばめられたスターパターングリルに2本のルーバーを採用。 「V 220 d エクスクルーシブロング プレミアムスイート」と「V 220 d エクスクルーシブエクストラロング ブラックスイート」には、スリーポインテッドスターのボンネットマスコットと、5本のクロームルーバーを備えた専用フロントデザインを採用。ヘッドライトとともにラジエーターグリルが光る「イルミネーテッド・ラジエーターグリル」を、オプションのAMGラインパッケージを装着したモデルに装備した。 また、リアのフルLEDコンビネーションランプは、ライトカバーがクリア（透明）になり、ブラックインサートが入るデザインへ変更。クロームのトリムストリップの上に、「Mercedes-Benz」のレタリングが入った。 外装色は、新しいソリッドペイントとして「ジュピターレッド」「ヴィンテージブルー」「アルペングレー」、メタリックペイントでは「カラハリゴールド」「ソーダライトブルー」「ハイテックシルバー」を追加した。