広島が18歳FW井上愛簾のプロ初ゴールで追いついてカヤFCと敵地でドロー。ACL2の連勝は止まる | 11月28日結果まとめ | AFCチャンピオンズリーグ2
【国内サッカー ニュース】28日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループリーグ第5節が行われた。
28日、グループEで首位のサンフレッチェ広島がACL2グループリーグ第5節でフィリピンのカヤFCと対戦した。 アジアの舞台で全勝をキープし、すでにノックアウトラウンドへの進出を決めている広島。グループリーグ初戦で3-0というスコアで下しているカヤFCと一戦では、18歳の中島洋太朗や木吹翔太を先発に抜擢し、若手を積極的に起用した。 広島が立ち上がりから狭いスペースの中でもパスを繋ぎながらチャンスを作る。8分に中島がコースを狙い澄ましたシュート、15分には満田誠からのクロスをフリーのマルコス・ジュニオールが頭で合わせるが、どちらも僅かに枠をとらえなかった。 ただ、日本人の星出悠監督が率いるカヤFCが日本人選手たちの力でワンチャンスを仕留める、17分、スローインから抜け出した左サイドの堀越大蔵が低い軌道のクロスを上げると、これをゴール前に飛び込んだ駒木秀人が押し込む。東南アジアの地で切磋琢磨している日本同士のホットラインから値千金の先制点を奪う。 リードを許した広島は、押し込む展開こそ作るが、相手の硬い守備を崩し切れずに前半を折り返すと、後半開始から中野就斗や松本泰志らを投入して交代カードを切る。 後半に入ってもチャンスを作り切れない時間は続いたが、68分に左サイドから上げた松本のクロスを逆サイドで満田が折り返し、そのこぼれ球を相手がクリアしようとしたところに寄せた井上愛簾の足に当たってゴールに吸い込まれた。 追いついた後も高い位置からプレッシャーを仕掛けて最後まで逆転を目指した広島だったが、2点目は奪えずにタイムアップ。広島はACL2での連勝は止まったが、4勝1分けで首位をキープした。 ■11月28日開催 結果 ・ACL2第5節: カヤ 1-1 広島