新型iPad Proをさっそく購入! 専用Magic KeyboardやApple Pencil Proの使い心地とは?
描くことにより集中できるようになったApple Pencil Pro
iPadを使うなら、一緒に揃えたいApple Pencil。新しいiPad ProとiPad Airで使える「Apple Pencil Pro」が新たに登場しています。 見た目はほとんど「Apple Pencil(第2世代)」と変わらないのですが、以前から使えるダブルタップの動作に加えて、新しいジャイロスコープにより、ペンシルを回転する動作をペンやブラシツールで活用できるバレルロールや、指でペンシルを押さえることでメニューが表示され、その場でペン種や太さなどの選択が素早く行えるスクイーズ、触覚フィードバックなどが新たに搭載されて、より無駄のない動きで“描く”ことに集中できるツールに進化しています。より使いやすくなっただけでなく、ペン種や向きを変えると表示が変わる“ペンの影”が表現されているのも、芸が細かくて使っていて楽しい。また、Appleデバイスで使える「探す」に対応したのも嬉しいポイントです。 ちなみに、このApple Pencil ProはiPad Pro(M4)とiPad Air(M2)に対応していますが、見た目が似ているApple Pencil(第2世代)はiPad Pro(M4)とiPad Air(M2)で使うことができないので、ご注意を。
iPad Pro、iPad AirともにeSIMのみ対応な点にも注意
iPadはWi-Fiのみに対応したモデルと、セルラーとWi-Fiに対応したモデルが販売されていますが、iPad Pro(M4)とiPad Air(M2)のセルラーモデルは物理SIMに対応しておらず、eSIMのみの対応になっている点にも要注意です。 タブレットデバイス向けとしては、格安SIMなどと呼ばれるMVNOのデータのみのプランを契約される方が多いと思いますが、通信回線によってeSIMに対応しているプランが少なかったりするので、事前に確認されることをおすすめします。私は今回、ソフトバンク回線が使えてeSIMに対応している「LINEMO」を契約しました。 ここまで見た目や使い心地のお話をしてきましたが、スペック面では、Lightroomで写真を書き出す際のレンダリングや写真編集設定のコピー&ペーストといった部分で、処理が確実に早くなったと感じられるものの、まだまだiPad “Pro”ならではの進化したパフォーマンスは体感できていない感じがあります。 トータルで約30万円ほどの予算を費やしたのだからこそ、3DCGや音楽制作など「自分は使わないから関係ない」と思っていたことにも「このデバイスだからこそ存分に楽しめるのだから、一度トライしてみよう」の精神で、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいなあと思っている、今日このごろです。