立憲代表選 立候補4氏が会見(全文2)代表になったら執行部の男女比を同率に
地域事情に配慮しつつ1対1の構図をつくる
逢坂:今回の選挙でやはり1対1の構図をつくれたところは、それなりの成果があったというふうに思っています。従いまして1人区においては与党1、野党1、野党がたくさん出ていたら、それは間違いなく野党に不利ですから、この構造をつくっていく。これが当たり前だというのは、私は論をまたないというふうに思っています。ただ、先ほど小川さんが言われたとおり、それは地域によって事情さまざま違うんです。だから全部同じような方式で何かをやるっていうことは非常に決め難いと思っていますので、地域事情に配慮をしながら、できる限り1対1の構図をつくる、これに尽きると私は思います。 司会:ありがとうございました。それでは参加いただいた記者の皆さまから質問をお受けいたします。一問一答形式でお願いいたします。 A:じゃあ挙手を。 司会:では挙手をお願いします。 A:じゃあ最初に朝日新聞さんとニコニコ動画さん。 司会:じゃあ。 A:【ミナミ 00:42:41】さん、はい。 司会:お2人ずつ指名しますので、それぞれにマイクをお持ちします、自席からご質問ください。最初に社名とお名前を名乗っていただき、質問をしていただきたいと思います。
共産党とより信頼関係を持って調整をするのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞のミナミと申します。来年の参院選に向けて、先ほどの質問で衆院選での野党共闘の是非が問われたわけですけど、この間、この10年余り民主党を源流とした政党が、2014年の衆院選では維新と選挙区調整をし、2015年以降、安保法制以降は共産党との選挙区調整ということを模索してきた歴史がありますが、こういう幅を広げる、ウイングを広げる、一本化をするということは、4候補者、それぞれほぼ同じような見解だったと思いますが、共産党のほうとより信頼関係を持って調整をするのか、それともそこと相いれないとしている国民民主、維新のほうと信頼関係を持って調整をするのか、その軸足の置き方を4人の候補の方それぞれにお伺いいたします。 司会:それでは泉候補からお願いいたします。 泉:はい、ありがとうございます。私はどの政党と一緒にやるのかということの前に、やはりまず立憲民主党が問われてるんじゃないですかということだと思っています。立憲民主党そのものも、昨年、合流をして、やはりリベラルから穏健保守、中道、そういう方々までをしっかり信頼いただく政党として期待をされて誕生したわけですね。私は今回の敗戦というのは、立憲民主党がその期待されていた支持層を獲得できなかったことが問題であって、どの政党とくっついたから有利だった、不利だったということではないと思っています。 その意味ではやはり立憲民主党自身がしっかりとリベラルから穏健保守、中道、そういうところの皆さまにも信頼いただけるように、外交・安全保障政策、経済政策、こういった、成長戦略とか、そういったものを新自由主義ではない形で打ち出していくこと、そういう中でこの立憲民主党と共に歩みたい、共に協力をしていきたいという政党とのやりとりが始まっていくのかなと思っておりますので、まずはやはり自分の党をしっかり立て直していきたいと思います。 西村:先ほど申し上げましたけれども、やはり近々の32の1人区を中心とする参議院選挙、ここに向けて野党との協力は、私は引き続き努力をしていきたいと思っております。国民民主党には、私ども、一緒に活動してきた、同じ政党で活動してきた仲間も多いので、これからも連携できる可能性があるのではないかと思って、そこは話し合いを続けていきたいと考えております。維新の党については、私が先ほど冒頭の演説で申し上げた公の部分を大切にするということ、この考え方とは相いれない部分があると思っておりますので、今の時点で積極的に働き掛けをするということは考えておりません。