やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング11~20位。ベテランだけじゃない! 全盛期でのサウジ入りも続々?
13位:ロベルト・フィルミーノ(元ブラジル代表)
生年月日:1991年10月2日 所属クラブ:アル・アハリ 推定年棒:1900万ユーロ(約30億4000万円) 昨季リーグ戦成績:32試合9ゴール6アシスト プレミアリーグのリバプールで長くフロントスリーを支えていたロベルト・フィルミーノ(1900万ユーロ/約30億4000万円)が13位にランクインした。 リバプールに加入した2015年夏から約8年後にサウジアラビアリーグに移籍したフィルミーノだが、リバプールのファン・サポーター、そして当時監督だったユルゲン・クロップからの愛は特別なものだった。 なぜなら、サディオ・マネ、モハメド・サラーという強烈な両ウイング(WG)を有して念願のプレミアリーグを制したリバプールにおいて、フィルミーノがどれだけ重要な役割を担っていたかを誰もが知っていたからである。 得点柱は確かにマネとサラーの快速コンビだったが、そのアシスト役に回っていたのがフィルミーノだった。直接的なアシストをすることもあれば、自らは中盤に落ちて楔のパスの受け役となりゴールに近いスペースを空けるなどの気の利くプレーは、フットボールに肥えている現地のファンを虜にするものだった。 フロントスリーの一角だったマネに続くように昨季リバプールを離れたフィルミーノの現在の年棒は1900万ユーロ(約30億4000万円)となっており、リヤド・マフレズ(5220万ユーロ/約83億5200万円)に次いでチームで2位の金額となっている。
12位:マルセロ・ブロゾヴィッチ(クロアチア代表)
生年月日:1992年11月16日 所属クラブ:アル・ナスル 推定年棒:2420万ユーロ(約38億7200万円) 昨季リーグ戦成績:30試合4ゴール8アシスト クロアチア代表でのキャップ数が100試合まで残り1試合となっているマルセロ・ブロゾヴィッチ(2420万ユーロ/約38億7200万円)が12位にランクインした。 クロアチア代表と言えば、キャプテンのルカ・モドリッチをはじめ中盤に豪華な選手を揃えており、 ブロゾヴィッチもそのひとりとして、2022年のカタールワールドカップ(W杯)では3位という好成績に貢献した。 そんなブロゾヴィッチが脚光を浴び始めたのはセリエAのインテル時代ではないだろうか。 3センターハーフのアンカーを務めることが多く、ディフェンスラインに落ちてビルドアップの入口を増やすこともあれば、左右のサイドバック(SB)やウイングバック(WB)のサポートに行き逃げ道を作ってあげるなど、中盤で欠かせない存在としてリーグ優勝や国内カップ制覇に貢献した。 期限付き移籍で加入していた2015/16シーズンも含めると計8シーズンを過ごしたインテルでのブロゾヴィッチの年棒は1111万ユーロ(約17億7760万円)まで上昇し、この金額は加入当初の約4倍となっている。昨夏はサウジアラビアリーグのアル・ナスルに移籍したことで、その年棒は2420万ユーロ(約38億7200万円)まで上がっている。