モノを「買っては飽きる」生活には、「2割の余白」をつくるべし。バッグやクローゼットにゆとりを持たせる方法とは
◆毎日に余白が生まれる、1日の計画の立て方 ◆1日 毎日、やることはたくさんありますが、タスクでいっぱいいっぱいになると、ミスが多くなったり、ものの言い方がきつくなったりしませんか。 つまらないミスをして落ち込んだり、つい、声を荒らげてしまったりして、そんな自分に嫌気がさしたり、後悔したことがある方は多いのではないでしょうか。 「1日にやることは、5つだけ」と決めている人がいて、私も真似してみました。 手帳に朝、やることを5つだけ書き出します。 たとえば、(1)企画書作成 (2)お風呂掃除 (3)打ち合わせ (4)ジムで運動 (5)夕食の買い出しなどです。 優先順位を決めて、5つだけ。それ以外は、無理に詰め込まず、明日以降に繰り越します。 けれど打ち合わせが長引いたりして、夕食の買い出しが無理なときは、ネットスーパーを利用したり、ジムに行くのが無理なときは、翌日の朝、早起きしてオンラインのヨガレッスンを受けます。
◆「やらないこと」を決める 5つだけに集中して、それ以外の気になっていることは、いったん、明日以降に放り投げます。 どうしても7つになってしまったときは、別の日のタスクは、3つにするなどして余白をつくります。 仕事も家事も、どんどんと先延ばしにしてしまうこともあるのですが、気がつけば、「意外とやらなくても大丈夫だな」ということが増えていき、自然と手離れしていきます。 「やらないこと」を決めることで、「やるべきこと」「やりたいこと」に集中することができますから、量をこなすことに必死になるのではなく、一つひとつの質を上げることができます。 質を上げると、自分の人生を好きになれます。 2割の余白をふくらし粉にすることで、気分が萎まずご機嫌でいられるのです。ご機嫌な人には、運も人も集まってきます。2割の余白をキープして、今日も明日もご機嫌でいましょう。 ※本稿は、『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
横田真由子