モノを「買っては飽きる」生活には、「2割の余白」をつくるべし。バッグやクローゼットにゆとりを持たせる方法とは
◆余白のあるスケジュールの作り方 ●スケジュール スケジュールも安易に詰め込みません。気の乗らない飲み会や、安請け合いした仕事を入れてしまったために、本当に行きたい飲み会や、やりたかった仕事を断ることになったことはありませんか? 常に、チャンスが入る2割の余白をつくっておきます。 どんどん成功していったお客様は、スケジュールの半分は空けているとおっしゃいました。 チャンスは、急にやってくるからです。「明日の食事会、ひとり、急にキャンセルが出たんだけど来ない?」「来週からの香港の買い付け旅行、一緒に行かない?」などのお誘いに気軽に乗ってきたことで、チャンスを掴んできたからだとおっしゃいました。 なかなか、半分まで空けることはできませんが、時間管理は行動管理なので、「何をいつまでに」という優先順位と期限を決めることで、余白時間をつくることはできます。 家事も、衣替えや掃除などは、「この範囲だけやる」とか、「週末までに終わらせる」など、制限やデッドラインを決めます。 制限や期限があるから、その中でどうするかを考えるし、工夫もしますし、そこに収まるようにするためには、おのずと自分の価値観と向き合うことになります。 本当に大事にしたいこともはっきりしますし、捨てるもの、やめることがわかります。 いまの時間割が、未来を決めますから、大切な時間も詰め込まず、本当にやりたいことができる余白をつくりましょう。その余白が、チャンスや運が入るスペースになるのです。
◆1年間/1週間の計画の立て方 ◆年間 新しい年を迎える準備として手帳を買ったら、まず、1月1日に「今年やりたいこと」を書きます。「1年の計は元旦にあり」と言われていますから、必ず元旦に、計画を立てると決めています。毎年、手を動かして書くことで、脳にインプットされる感覚になります。 新しくやりたい大きな目標は、1年を4つのブロックに分け、1・2・3月で準備、4・5・6月で実行、7・8・9月で振り返りながらもさらに前へ進み、10・11・12月で改善して精度を高めて、また次のフェーズへというイメージです。 春分の日、夏至、秋分の日、冬至は、運気の変わり目。プチ断捨離日です。気持ちの切り替え日としてプチ旅行をしたり、神社やエステで浄化、リフレッシュします。 そして、一番の楽しみである夏休みの予定は、真っ白な手帳に、一番先に入れます。 アウトプットばかりでは、気持ちもスカスカになっていきますから、少し立ち止まってリセットする時や、充電期間を決めておきます。長く感じる1年も余白を先につくり、「ここまで走ろう」という景色が見えると、気持ちが上がります。 ◆1週間 1週間の計画は、木曜日をゆるゆるデーにして、時間にも気持ちにも余白をつくります。 月、火、水と頑張ったら、木曜日は、ゆるい予定を組み、調整します。 朝をゆっくり目にスタートしたり、仕事を早めに切り上げて夜に楽しみな予定を入れたり、週末の計画を立てたりします。 木曜日は、冷蔵庫もガラガラですから、いつもとは違うスーパーに行って、週末の食材を買ったりします。 金曜日は、今週中までに目処をつける仕事があったり、来週の段取りを組む必要があったりして、余裕が持てないことも多いので、木曜日に一息入れて1週間にメリハリをつけます。