【クルマ好きにはたまらない】トヨタ、三菱、スズキ……カスタムカーの祭典「東京オートサロン」で注目の車両をリポート!
1月の12、13、14日と幕張メッセで開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン」。1983年にスタートしたこのイベントはカスタムカー文化を広めるために生まれたもので、会場内には自動車メーカーをはじめ、チューニングやドレスアップを手がけるショップにパーツメーカー等が出展、また自動車関連のアイテムやゲームにファッションアイテム等の展示販売も行われていた。 【画像】「東京オートサロン2024」で見つけた注目のクルマを一挙公開!写真を見る(全23枚) クルマを便利な移動手段としてだけではなく、レースやカスタムにアウトドア、そしてファッションと幅広く楽しむことができる趣味性の高いモビリティとしての提案を行い、毎年、数多くの人たちが来場している。今年は3日間で約23万人が訪れ、イベントは大いに盛り上がった。今回はそんな「東京オートサロン2024」で目を引いた注目のブースと車両、そしてアイテム等をリポート。
毎回大注目のトヨタガズーレーシングブース
ブースが大きく、会場の中でも一際混雑しているトヨタの市販車スポーツカーブランド「ガズーレーシング」のブース。ガズーレーシングは「もっといいクルマづくり」に挑戦しつづけ、モータースポーツの新しい技術や方法を追求、それを新たなクルマづくりにフィードバックさせている。 今回は一人のクルマ好きとしてクルマ好きの皆さんともっと熱くなりたい、未来を作っていきたいというモリゾウこと豊田章男氏の想いから「MORIZO Garage」と題して、モリゾウの愛車をメインに展示。存在感溢れるモデルが展示されている中、特に気になったのは日本を代表する高級車、新型センチュリーをガズーレーシングが手がけた「センチュリーGRMN」。 トヨタ・レクサス車以外の展示として来場者を驚かせたのは、モリゾウの愛車というスズキの人気軽四駆「ジムニー」、そして可愛らしいヤマハの原付スクーター「ビーノ」。
アクティブなスズキ、シックな日産のブース
明るく、華やかなスズキのブースの中で気になったのは、若者をターゲットとして新たなスタイリングへと生まれ変わった「スイフト」と軽トラックのイメージを変える「スーパーキャリイ」。カラーリングも写真のミリタリーライクなモスグレーメタリックやクールカーキメタリック、ノクターンブルーパール等の設定もあり、圧迫感のない天井高とゆとりのある座席、そしてしっかりと荷物も積めるキャビンが魅力。 またスーパーキャリイのコンセプトモデル「スーパーキャリイマウンテントレイル」は鮮やかなカラーリングとマッチョな雰囲気でアウトドアテイスト満点のスタイルで注目を集めていた。 一方、落ち着いた雰囲気の日産のブースで目を止めたのは、落ち着いたライトグレーのボディにインディゴカラーのアクセントを効かせたセレクトショップ「ビームス」とコラボレーションしたコンセプトカー「ルークス ビームス カスタマイズコンセプト」モデル。軽自動車をビームス視点で見つめ直すというアプローチからBEAMS ROOX EYE(藍・愛)をスローガンに掲げてコンセプトカーを制作され、内装にはセルビッチデニムの裏地が採用されている。 また多くの人だかりとメディア取材陣を引きつけていたのは、日産キャラバンをベースとしたコンセプトモデル「Disaster Support Mobile-Hub」。防災アドバイザーの監修のもとに製作された緊急・災害の際に拠点となる支援車両で、「ポータブルバッテリー from LEAF」を17個搭載、また多くのカスタマイズも施され、現地にて変形し、防災本部や多機能ルーム、防音個室、そしてサポートエリアの役割を果たしてくれる。