大阪市・松井市長が定例会見8月5日(全文2)東京都は政府直轄エリアなんかな
アストラゼネカ製ワクチンが来たらどの程度の規模で再開できるか
読売新聞:読売新聞の梅本です。アストラゼネカ製のワクチンの関係で、ちょっと集団接種でということだったんですけど、もともと今、閉じてしまった集団接種、30から40カ所ぐらいあったと思うんですけど、実際アストラゼネカ製のワクチンが来たら、どのぐらいの規模で再開していけるようなご予定でしょうか。 松井:だからアストラゼネカ製のワクチン、供給量に見合う接種体制しかつくれません。だいたい1万5000から2万、週に。そのぐらいしか、わがほうにはゼネカ製のワクチンが届きませんので、その供給量に応じた接種体制をしたいと思います。 司会:次の質問をお受けします。関西テレビさん。
埋まらなかった場合の対応は
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。今のアストラゼネカ製のワクチンのことで、有効率だとかリスクだというところを鑑みると、モデルナとかファイザーとかに比べて、ちょっと打ちたくないという方がいるというような懸念もあるかと思いますが、ここについて集団接種で打てるようになったとしても埋まらなかった場合というのは、対応はどのように考えていらっしゃいますか。 松井:埋まらなかったらそれはやっぱりニーズがないということなんでしょうね。アストラゼネカっていうのは40歳以上で、有効率もこれはもう事実、モデルナやファイザーより低いわけで、そこは希望されない方もあると思います。ただ、ファイザー、モデルナのワクチン供給絶対量、時期も含めて、今時点で全ての年齢層、12歳以上の全ての年齢層にファイザー、モデルナのワクチンが足りているわけじゃないんで、これはその足らざるをアストラゼネカで補っていただくと、それを希望されるかどうかっていうのは、もう市民の皆さん1人1人の判断だと思います。 でも希望されない可能性もあるからといって、打つ接種体制を、ワクチンがあるわけだから、だから皆さんの希望が、どこまでの方がアストラゼネカを要望されるかは分かりせんけども、われわれとしたら、供給される量に応じた接種体制だけはきちっとつくっていこうということです。 関西テレビ放送:予約枠が埋まらずに余ってしまうっていうような懸念はないんですか。大規模接種の場合は市の職員とかに打つっていうのを当初されていましたけれども、そういった対応も。 松井:それはあるでしょ。ただアストラゼネカだけしか、今承認されたワクチンがないということであれば、まだ職員も打てていませんから、どんどん職員もそちらにっていうことで。もちろん職員の希望も受け付けますよ。でもやっぱりファイザー、モデルナを待ったほうがいいという判断の方も多いでしょうから、そこは無理やりアストラゼネカに切り替えてくれということはやりません。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見8月5日 全文3に続く