大阪市・松井市長が定例会見8月5日(全文2)東京都は政府直轄エリアなんかな
回転を早めてベッドを空ける作戦か
大阪日日新聞:つまりカクテル療法なんかを使いながら退院を早めるということで、回転を早めていって、ベッドを空けるっていう作戦といいますか、仕組みっていうことでよろしいでしょうか。 松井:ええ。中等症が非常にやはり病床の、中等症患者が非常に増えるんだろうと想像しています。というのは、やはり重症は事実増えていませんし、重症の皆さんというのは、第4波のときもやっぱり高齢者の皆さんが一番重症化されたわけで。高齢者の皆さんっていうのは一度入院されると、他の疾患もあり、なかなか退院というところまでつながっていきません。 今回は、65歳以上の方の陽性の方というのは非常に減ってきていまして、やっぱり40代、50代ですから、この方々はまだ、それは高齢者に比べれば免疫力がありますから、適切な治療法を速やかに実施すれば、それほど長い期間の入院っていうのは避けれるんではないかなと。事実、今、十三でもそういう状況になってきていますんで、できるだけ軽症の間に、重症にならない、今の新しい治療法というのを広げていくことが重要だと思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。朝日放送テレビさん。
政府方針に自治体も振り回されているのでは?
朝日放送テレビ:ABCテレビの大沼と申します。きのうから政府に関して中等症の患者を入院するのか、宿泊療養にするのかっていうのを、朝、話してたことが夕方になるとまた一転変わって、やっぱり菅総理が、いや、その撤回は撤回しますみたいなこと、二転三転してたりすると思うんですけども、それに関して自治体もたぶん振り回されると思いますが、この件に関してどう思われていますでしょうか。 松井:いや、僕は中等症II以上の方々が入院する、入院で適切な治療を受けれるために、それ以外の方々がベッド、病床を埋め尽くさないための手段としては必要だと思いますよ。東京の状況でいくと。われわれもやっぱり第4波で重症のベッドがどうしてもオーバーフローしたときは中等症のベッドで重症患者を治療してもらいました。だから一番重要なのは国民の皆さんの命を守るというところですから、やはりそういう入院で治療、入院治療まではいかない方々についてはできるだけ病床を埋めない。そういうやり方っていうのは大阪の第4波、東京のような今の状況のときには必要なのではないかなとは思ってます。 だから結局、よう分からない、分からないっていうか皆さん、メディアの皆さんも自民党も公明党も撤回せい撤回せいって言うけど、入院まで必要でない人が病床を埋めてたら本当に入院したい人が入れない、入れなくなるのは当たり前じゃない。だから本当に入院が必要な方々に入院治療が受けれるように、入院までの必要がない軽症・中等症Iの人、Iの人ね。この方々はやはり自宅ないしホテルでの治療というものが、経過観察というのが、やっぱりこれはこのように患者数が急激に伸びてきて、それに応じて入院が必要な患者数も増えてきた今の時点ではそうするべきだと思います。 さっきも言いましたけど、今の、今回、皆さん、ちょっと誤解をされてた高校生の陽性、患者というか陽性の方ね。これ、今、重症のベッド入ってますけど、これは今、重症のベッドが余裕あるから。そのままちょっと様子見たらいいよって言ってるけど。これ、余裕なくなってきたらもうすぐに退院してもらいます。だって酸素も必要ないんだから、今。それで、ご飯も食べれてると。で、元気にしてる。ドクターからはどんどん元気になってきてると。これ、重症のベッドが非常に逼迫する状況だ、もうすぐにちょっと自宅療養に切り替えてもらうという状況ですから。これは今は重症の稼働率っていうのは2割程度なんで。だから今、重症のベッドで入院治療をやってくれて、経過観察やってるけども。結局、そういうことなんじゃないの。