先週の流入額上位-「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が4週ぶりトップ
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年12月2-6日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が4週ぶりのトップとなった。 同ファンドは738億円の純資金流入となり、11月5-8日以来4週ぶりのトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が先々週(11月25-29日)に続いてトップ10入りした。 先週新たにランクインしたのは、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」、「iFreeNEXT FANG+インデックス」の5ファンド。 「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」は11月11-15日以来、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」と「iFreeNEXT FANG+インデックス」は11月5-8日以来、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」は5月27-31日以来、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」は今年初めてののランクインとなった。「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」は2日に決算を行い、分配金を500円(1万口当たり、税引前)とした。 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」、「大和住銀 DC国内株式ファンド」、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」、「JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)」(愛称:アメリカの星)がランク外となった。
武石謙作