先週の流入額上位-「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」が今年初のトップ
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年10月21-25日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が今年初めてのトップとなったほか、4ファンドが新規にランクインした。 「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は153億円の純資金流入となり、先々週(10月15-18日)の第4位からランクアップした。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」、「野村 ブラックロック世界優良企業厳選ファンドBコース」が先々週に続いてトップ10入りした。 先週に新規にランクインしたのは、「日経225ノーロードオープン」、「Tracers S&P500ゴールドプラス」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」、「まあるい未来共創ファンド cotocoto」。「日経225ノーロードオープン」は9月9-13日以来、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」は9月30日-10月4日以来、「Tracers S&P500ゴールドプラス」は今年初めてのランクインとなった。「まあるい未来共創ファンド cotocoto」はコモンズ投信が10月21日に新規設定した。より良い未来の形成に向けて社会的にポジティブなインパクトを生み出す国内外の企業の株式に、長期的な視点で投資する。 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」、「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」、「たわらノーロード先進国株式」、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」がランク外となった。
武石謙作