【厳選】東京の"呑める食堂"4軒 メンチカツで一杯!定食で〆る
ガッツリ系おかずで酒をぐいっ!『定食弐万馬力』@神宮前
アパレルショップが並ぶ通りから細い路地を入ると見えてくるのが縄のれん。しかも店内は昭和な風情たっぷりのコの字カウンター。シブい。おしゃれエリア、神宮前にもこんな店が残っていたのか。 定食は近くで働く若者が多いことから肉おかずが主軸のラインナップ。しかも唐揚げは大きくカットされたのが6個~7個も乗っていて、メンチだってずっしり重い特大サイズとどれも大ボリュームだ。これだけあれば半分をつまみに1~2杯飲んでから、残りはご飯で、なんて楽しみ方も。 鶏の唐揚げ定食1210円(夜は単品と定食セットで1430円) ちなみに昼はご飯も味噌汁もおかわり自由という頼もしさ。そして夜にはそんなおかずたちが一品料理として再登場。ご飯に狙いを定めた濃いめの味付けは、お酒もぐいぐい進ませる。 [住所]東京都渋谷区神宮前2-21-17 [電話]03-6459-2948 [営業時間]12時~15時(14時半LO)、19時~23時(22時LO) [休日]土・日・祝 [交通]地下鉄副都心線北参道駅2番出口から徒歩7分
寿司屋から食堂へ!上質な魚メインのヘルシー定食『蕾(つぼみ)』@若松河田
始まりは祖父が営んでいた町で評判の寿司屋さん。それを父が受け継ぎ、将晃さんの代になって定食をメインに据えた食堂へとリニューアルした。 メニューは魚のおかずが中心の常時8~9種類。基本的にすべて日替わりというのも、魚種を限定せずに安くて良いものを豊洲で選んでいるから。 カツオのタタキ定食1100円 この日のメニューは新鮮そのもののカツオのタタキに、小鯛の塩焼き、タラの香味揚げなど、単品で頼めば絶好のお酒のお供だ。他にも、出汁巻き玉子と冷奴にその時々のおかずが乗る「小鉢四種盛り」も軽くつまむのに打ってつけ。 毎日のように訪れるお客も多いから、定食に付く小鉢は和え物やお浸しなどの野菜で揃え、しかもご飯は十六穀米も用意して健康にも気遣ってくれている。 [住所]東京都新宿区若松町32-4 [電話]03-3203-7426 [営業時間]11時半~14時(13時半LO)、17時半~20時半(20時LO)※ご飯が無くなり次第終了 [休日]土の夜、日・祝 [交通]都営大江戸線若松河田駅若松口から徒歩3分 撮影/西崎進也(土土土)、小島昇(食堂なるたけ、弐万馬力、蕾)、取材/菜々山いく子 ※2024年10月号発売時点の情報です。 …つづく「町寿司、町中華、どっしり濃厚な天丼!浅草橋~蔵前の粋な美味店7選」では、浅草橋~蔵前のはしご酒から特別な食事まで幅広い「おいしい」巡りを覆面調査隊が実食レポートしています。