「本当に賢い子」の共通点とは? 3歳の娘をIQ130にした元教員が教える、何歳からでもできる「賢さの土台作り」
今からでも遅くない!家庭でできる「賢さの土台づくり」とは
自分で考えて行動できる子に何か共通点はあるだろうか?と自分なりに分析した結果、ある共通点がありました。 学校以外での共通点を探していくと「賢さの土台」の秘密は、まさに家庭にあったのです。 その共通点とは、「基本的な生活習慣」がしっかりできているということでした。 つまり、早寝早起きをし、朝ご飯をしっかり食べることです。それぞれのご家庭で取り組んでいることはさまざまあると思うのですが、共通点は本当にシンプルなものですよね。 もう少し具体的に言いますと、早寝で言えば、「賢さの土台」ができている家庭では、ほとんどが小学校高学年でも21時前には就寝していました。早寝をすると、必然的に早起きになります。そうすると学校に着いて授業が始まる時間帯に一番脳が起きている、ベストコンディションになるわけです。 なぜ寝ることがそこまで大切なのかというと、実は脳の発達の順番が関係しているんです。 人間は生まれてから一番最初に発達するのが「からだの脳」です。人間が生きるために必要な、寝る・起きる・食べるといった機能の分野が育ちます。その土台があって初めて、言葉や思考、勉強やスポーツに関わる「おりこうさんの脳」が発達するのです。 つまり、基本的な生活習慣を大切にすることは、言葉通り「賢さの土台づくり」になるわけです。 とはいえ、共働きで忙しかったり、お子さんの習い事があったりしてなかなか早寝をするのは難しいですよね。いきなり何時間も早く寝るのは難しくても、今日からまずはいつもより10分だけ就寝時間を早めてみるなど、少しずつできることから始めてみてはいかがでしょうか。 小学生に限らず、早寝の習慣ができている子は朝から元気いっぱいです。早寝をすることで、朝からたくさんのことを学ぶスイッチが入るのでしょう。何歳からでも遅くありません。たった一つの家庭習慣から作れる、賢い子の土台作り。ぜひ、意識してみてくださいね。
【Profile】まーや(@ma_ya.chiiku)
教員時代の習性と研究気質から、妊娠中に育児書を1000冊以上読破。14年間の教員経験の中で、生きる上では学力だけではなく、人間性も重要だと感じ、特に幼児教育の重要性について考えるように。乳幼児期の脳の発達やIQおよびEQに着目し、2年間の育休中に自宅保育と知育を行い、3歳の娘のIQを130までに伸ばした。北海道の一軒家で夫、3歳の保育園児(娘)との3人暮らし。