体操男子鉄棒の表彰台。左からバラハス、岡、張博恒、そして唐嘉鴻だ。なんとも清々しい一枚だ。(C)Getty Images

　現地８月５日、パリ五輪・体操男子種目別の鉄棒が行なわれ、日本の岡慎之助が14.533で優勝を飾り、団体、個人総合に続く自身３つめの金メダルを獲得した。２位には14.533でアンヘル・バラハス（コロンビア）が食い込み、３位には13.966の同点で張博恒（中国）と唐嘉鴻（台湾）が入った。 【画像】絶世美女ダマトがエース！ イタリア体操女子が魅せた“煌びやかなレオタード”姿をチェック！ 　20歳の岡による快挙に注目が集まるなか、ネット上では表彰台でのひとコマが話題を呼んだ。３位の立ち位置で並び立った張博恒と唐嘉鴻がたびたび談笑し、互いの健闘を称え合う。そしてカメラマンの要求に応じて記念撮影をする際は、張博恒が唐嘉鴻の胸に親指をさしてリスペクトを示した。 　ふたりの母国同士は国際問題を抱えているが、スポーツマンシップに溢れた清々しい光景に賛辞が続出した。 　 「良い風景だったなぁ」 「張博恒は本当に心もイケメン」 「本当にスポーツっていいなって痛感した」 「なんかじーんときたな」 「張さんのお顔が優しいし、行動も優しい」 「これぞオリンピックです」 「スポーツの世界は平和でした」 　などなど枚挙に暇がないほどで、さまざまな意見が寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部