「流産したの知ってるくせに」子どもの写真送りつけてくる友と絶縁。40代主婦が語る理解されない死産のリアル。「どうせ生まれても」に続く義母からの戦慄のLINE
「もちろんすべての人が傷つけるつもりだとは思いません。それでもやっぱり無神経すぎる。なんて声をかけていいのかわからないっていうのがリアルだとは思いますし、それならそれで放っておいてほしいかったです。でもこれも私の場合はって話。人によって全然違うと思うので…」。 この数年で付き合う人は格段に減ったと話す。 「旧友たちにも逢えなくなりました。みんな子供がいるんで。それに私の流産した直後に、知っていたにもかかわらず、新生児の写真をLINEに送りつけてきた友達もいました。向こうからしたらハッピーな出来事かもしれないけど、あまりにも配慮がないと思いませんか?もちろん疎遠になりましたね。返信すらできなかった。そしてその赤ちゃんを憎いと思う自分にまた落ち込みました」。 人間不信になってしまったと話す。 「さらに傷ついたのは義実家の人たちの態度。義母と義妹の言葉にはもう立ち直れないほど追い詰められました」。 それは死産後、火葬が済んだ後のことだった。 「絶望と喪失感に打ちのめされていました。毎日涙が止まらなかった。その様子を知った義母からLINEが送られてきました…」。 ーまだ泣いてるの? 「励ますつもりだったのかもと今になれば思えなくもないですけど、態度からしてもそうとはおもえなかった。産めない嫁は邪魔、みたいに思っていたのでしょう。あの日を境にどんどん引きこもりのようになっていきました。外に出ることが怖くなって…」。 そんな傷ついた利津子さんを追い詰めたのが義母からの「どうせ生まれても…」に続くLINEだ。その全容を【後編】では追っていく。 取材・文/橋本 千紗
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