IMALU「帰ってください」報道陣に怒っていた子供時代に「自分らしくいられた場所」
2022年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMALUさん。コロナ禍でリモートワークが進み、サラリーマンであっても勤務地に縛られずに住みたい場所に住むことが夢ではなくなってきた昨今。実際に都会から拠点を移したIMALUさんの離島ライフを、ご本人に綴っていただきます。(以下、IMALUさんによる寄稿です。毎月1回更新予定) 【写真】10代の頃のIMALUさんと愛犬たち。
奄美大島で感じる「秋の訪れ」
10月もまだまだ暑かった奄美。日中は冷房を入れるほどの暑さですが、夜帯は秋風を感じられるようになってきました。とはいえ「今日はちょっと涼しいかも……?」と思う日も、寝る時はタオルケット1枚だったのが2枚になるぐらいで、とても気持ちがいい気候です。 2年以上奄美で過ごしてきて思う観光にオススメの季節は5月と10月。夏のような暑さではないが海も入れるし、真夏のハイシーズンに比べると観光客も少なめです。ただ5月は梅雨突入シーズン、10月はまだ台風シーズンでもあるためせっかく遊びに来ても土砂降り、もしくは飛行機が飛ばないなんて可能性もあり……。島の天気は読めないので「この時期が絶対オススメ!」とは言い切れないのも島あるあるかもしれません。 季節が変わり、月が見える位置が変わってきました。東京にいる時は季節によって夕日や月の位置が変わることを気にしたことがありませんでしたが、奄美にいると月や星がハッキリ見えるので、月の位置で季節を感じることができます。この時期になると、うちではちょうど寝室の窓から月が見えるようになり、満月の日は大きくまん丸とした月が眩しいぐらいに光り、月明かりに照らされながら眠りにつけるのです……! 最近は窓を開けながら寝るのが心地よく、早朝には天然記念物でもある青い鳥「ルリカケス」の鳴き声で起こされることがあります。鳥の鳴き声で起きるなんて、ロマンチックに聞こえるかもしれませんが、チュンチュンチュン♪とディズニープリンセスのように小鳥が集まってくるのではなく、カラスの仲間でもあるルリカケスはサイズも大きく、「ギャー」「ヒャー」といった人間が叫んでいるような鳴き声なので、基本的にビックリして目が覚めるのです。ラッキーだと窓からルリカケスの姿が見えることも……!