高校生時代の容姿へのコンプレックスから解放された理由。10年以上ジュエリーデザイナーの仕事を続けて見つけた「自分なりのキレイ」
◆自分の魅せ方もデザインする 「自分が思っていた可愛いやキレイとは違う。なのになぜ、この人たちはこんなにも魅力的で素敵なんだろう?」 そう考えてみると、答えは明白で、彼女(彼)らは、自分という素材の生かし方を知っていたからなのです。 デザイナーは、商品があるとするならば、その商品の良さが一番素敵に見える魅せ方を考え、表現に落とし込むのが仕事です。そのことについて日々考え、あらゆる表現方法を知っているので、自分の魅せ方もデザインできるのは、当然と言えば当然かもしれません。 自分の美しさを体現できるかできないかは、その人の「センス」次第です。 そして流行に流されず、どう在りたいか、その軸を決めるのが「美学」の役割です。 つまり、センスを磨いて、自分なりの美しさの軸を持つことで、唯一無二の可愛さやキレイさを表現できる。 それを知り、私自身、自分なりに試行錯誤をしてきました。
◆美とは多様なものである その結果、「容姿に自信がない」というコンプレックスから解放され、今では自分の容姿を人と比べて落ち込んだりすることはなくなり、最近では容姿でお仕事をいただける機会もありました。 また、これまでの試行錯誤から編み出した、デザイナー視点での本質的な美容についてSNSで発信をしていくうちに、ありがたいことに「MIZUKIさんの投稿を見て参考にしていたら垢抜けた」や「自信を持てるようになった」というお声が多数寄せられるようになりました。 「美とは多様なものである」 ルノワールの絵も美しいし、ピカソの絵も美しいし、葛飾北斎の絵も美しい。 それぞれにしかない良さがあり、どれも素晴らしい価値があります。 ならば名画のように、誰も真似することのできない、自分なりの、自分だけのキレイを表現してみませんか? ※本稿は、『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
MIZUKI
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