オジサンの足、濡れちゃってない? 不快な梅雨にこそ履きたい、防水性の高い名作靴5選
トリッカーズの「バートン」
4番目は、ゲリラ豪雨にも負けないビジネス靴、ブラウン靴、パートナーと楽しむ靴、黒のキャップトゥ オックスフォード、新たに手に入れた靴、梅雨明けに履きたい新しい靴、スエードの靴、新年一足目に履いた靴の回に続いての登場となる@ksk.mtmt_shoesさんの投稿。トリッカーズ(Tricker's)の「バートン(BOURTON)」です。
トリッカーズの名作ブーツ「モールトン」を、ほぼそのまま外羽根の短靴にアレンジさせたものが「バートン」。 ウイングチップシューズの定番中の定番で、重厚な面構えなのにエレガントな佇まいなため、多くのファンに愛され続けています。 ストームウェルトで、耐久性の高いダブルソールを履くなど、狩りで使用するために考案されたカントリーサイド用のエッセンスが盛り込まれているので、雨でも怖くありません! @ksk.mtmt_shoesさんは、パンツのブラックウォッチ柄からさり気なく色を拾って、グリーンのソックスを合わせている感じがセンスいい! 雨の日ってどうしてもテンション下がるので、こういうちょっとしたお洒落で気分あげるのって大切ですよね。
ブランドストーンの「BS2038200」
最後は、レッドウィングの回に続いての登場となる@hiropon_8119さんの投稿から。ブランドストーン(Blundstone)の「BS2038200」です。
1870年、創業者であるジョン・ブランドストーンが、オーストラリア南東部に浮かぶ自然豊かなタスマニア島最大の都市であるホバートにて、息子とともに靴の輸入を手がける会社として設立された、ブランドストーン。 やがて地元産のレザーを使ったオリジナルブーツの生産に取り組むようになり、第二次世界大戦時にはオーストラリア軍に50万足のブーツを供給。その経験をもとに、戦後、堅牢で信頼性の高いワークブーツの製造をスタートさせました。 そして、1960年代にはブランドストーンを象徴するブーツ「ORIGINALS」シリーズが誕生。サイドゴアを備え、履き口にプルストラップをあしらったブーツは、頑丈で履き心地に優れ、ワーカーからアウトドアマン、都市生活者にまで幅広く受け入れられます。 @hiropon_8119さんが楽天セールでめちゃくちゃ安く手に入れたというローカットモデルは、もともと日本限定商品だったものの、その履き心地の良さが認められて世界中で販売されるようになった人気モデル。 「ORIGINALS」同様アッパーにはオイルをたっぷりと染み込ませた堅牢なレザーを採用しているので雨天でも問題なく、着脱しやすくスリッポン感覚で履くことができます。 まだ晴れ間は期待できるものの、その後にやってくるのは履く靴をも悩ませる梅雨。雨で濡れると不快ですし、靴にとって最大の敵カビという心配もついてまわります。いくらビジネスシーンがカジュアル化したとは言え、さすがにゴム長で通勤というわけにもいかず。ドレッシーさを失わない靴を選んで、鬱陶しい梅雨でも足元を楽しんでみてはいかがでしょうか。 それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
谷中 龍太郎