オジサンの足、濡れちゃってない? 不快な梅雨にこそ履きたい、防水性の高い名作靴5選
雨だからって足元に気をつかず、気分をアゲていきましょう!
明日から6月。6日頃には二十四節気でいう「芒種(ぼうしゅ)」を迎え、いよいよ最も鬱陶しい梅雨がやってきて、気がつけば天気予報は雨マークばかりに…。 梅雨でも気分がアガる! 雨に強い名靴5選を写真で見る そうなると履く靴に困る。というわけで、第184弾では 雨でも怖くない靴をピックアップしたいと思います。 おさらいになりますが、まず気をつけるべきは 雨水を最も受けるアッパー。オイルドやシボ、ガラスなど防水や撥水性に優れた加工が施されたレザーや、起毛素材で雨ジミがつきにくいスエードなどを選ぶのが吉です! そして、次はソール。レザーソールは水が染み込みやすく、駅や建物内などコンクリートの床では滑るので注意が必要です。ラバーソールの方が安心ですし、ダイナイトやビブラムソールならグリップ力も高いので、滑りにくく安全です。 最後に、アッパーとソールをつなぐ製法。マッケイ製法の靴はソールから中底までがダイレクトに縫い合わされており、底面にステッチが露出しているものはラバーソールでも水が糸を経由して浸ってくるので おすすめできません。 グッドイヤーウェルト製法の靴は、底面のステッチが内部とは繋がっていないので、底面から水が浸入する心配はありませんが、激しい雨で水分量が多い場合はコバとアッパーのすき間から浸って濡れてしまう危険性があります。 アッパーに接する部分を山状に盛り上げたストームウェルト製法、L字状に縫い付けられた幅広のウェルトを使ったり、アッパーを外側に折り曲げた上でウェルトを重ね合わせるノルウィージャン製法などは、グッドイヤーウェルト製法よりかなり防水性が高まります。 では話をクルリンパと戻して、雨でも怖くない靴の投稿5選をご紹介していきます!
ジョンロブの「クロフト」
まずは、17回目の登場となった@sho.1588さんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「クロフト(CROFT)」です。
ジョンロブによる4アイレットのダービー、「クロフト」。 アッパーはミュージアムカーフに細かい型押しを施したキャビアグレインレザーで、バルモラルラインで切り替えられた部分はシボのないミュージアムカーフ、どちらにもウォータープルーフ加工が施されています。 さらに、ウェルトの中央、ちょうどアッパーに接する部分に盛り上がりを作ってノッチ(刻み)を付けたノッチド ストームウェルト(Notched Storm Welts )で、悪天候にも対応して滑りにくいヘビーラグラバーソール(Heavy Lug Rubber Soles)を履いており、タンも水の浸入を防ぐ仕様で耐水性に優れます。