週末見たい展覧会5選。ポケモン×工芸展、SANAA展、ミュシャ展など【11月第3週】
【東京】「レオ・レオーニと仲間たち」(板橋区立美術館)
1910年にオランダで生まれ、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍したレオ・レオーニ。『スイミー』や『あおくんときいろちゃん』などの絵本は、刊行から60年以上経ってもなお愛され続けている。板橋区立美術館はレオーニ本人の協力により、1996年に日本初のレオ・レオーニ展を開催。逝去後も遺族との交流が続き、のちに約70点の作品を寄贈されている。同館では3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、作家の生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちをあわせて紹介。同館でのこれまでの交流の重ねや長年の調査研究から明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の流れのなかから検証する。 会場:板橋区立美術館 会期:11月9日~2025年1月13日
【東京】「市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界展」(府中市美術館)
19世紀末~20世紀初頭のパリで活躍したデザイナーであり、画家としての活動も精力的に行っていたアーティストのアルフォンス・ミュシャ。本展は、デザインと絵画というふたつの領域で活躍した彼の、すぐれた造形の力に注目し、ふたつの世界に共通する「ミュシャらしさ」に迫る機会となる。版画、油彩画に、貴重な下絵や物語の挿絵、素描なども展示され、ミュシャの魅力を紐解く。他館への巡回の予定はないという。レポートを公開中。 会場:府中市美術館 会期:9月21日~12月1日
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