【全文】五郎丸ポーズ「みなさん研究が足りない」帰国会見(下)
このチームで「勝つ文化」根付かせた(リーチ)
日本テレビ:ありがとうございます。リーチマイケル・キャプテンにお伺いします。あらためて今回、このメンバーで戦うことができたワールドカップ、振り返っていかがですか。 リーチマイケル:すごく誇りに思ってます、このチームでプレーできたことを。 日本テレビ:一方で4年後には日本で開催されるワールドカップがありますが、この4年間、何が大事になってくると思いますか。 リーチマイケル:しっかりこのチームで勝つ文化、もうチームのカルチャーもしっかりできたので、それを続けることは1つ、大事かなと思います。それと一緒に、2011年にあの悔しい思いして、2015年の大会で絶対悔しい思いさせないために努力をしました。今度、この代表に入ってくる選手たちに、勝つために何が必要か。多くの選手はその、勝つことしか経験してないから、本当に勝つために何が必要か、そのまま、そういうことをして、続けていき、いけないと思います。 日本テレビ:ありがとうございます。田中選手にお話を伺いたいと思います。試合後のインタビューで、4年間を振り返って非常につらかったという涙が非常に印象的だったんですけれども、あらためてどんな思いが巡ったんでしょうか。 田中:そうですね。すごい孤独な時間が多くて。海外でもそうですし、チームの中でも文句を、エディーと言い合いをしたりっていう部分もあったり、チームメイトに文句を言ったりとかしてたので、本当にしんどい4年間だったなっていう思いと、そのしんどい思いがあったから3勝できて、最高な形とは言わないんですけども、日本のラグビーの歴史を変えて、人気を少しでも上げられたのかなって思いが入り交じって、もともと泣きやすいというのもあるんですけど、そういう思いが全部混じってこう、涙に変わったと思います。 日本テレビ:ただ一方で田中選手のその頑張りがこのような結果にも結び付いたと思いますが、その部分に関してはいかがですか。 田中:僕はただこう、言葉を言ってるだけで、あとはもうこの選手たちでしっかり話し合って、しんどい練習をしてってことだったので。本当にここにいるみんなに尊敬の気持ちと、ありがとうっていう言葉を言いたいです。