高校生ドラフト期待度ランキング20位-11位 木製バットで本塁打量産のスラッガー、夏準Vの速球派右腕、超高校級の遊撃手らがランクイン!
17位 今坂 幸暉内野手(大阪学院大) 178センチ80キロ 右投げ左打ち 長打力:B 巧打力:A 守備力:A 走力:A 将来性:A 指名順位:中位 将来像:長岡秀樹(ヤクルト) 今年はハイレベルの遊撃手が多くいたが、そのなかで一歩抜けた存在だ。打撃では常にフルスイングを行い、しっかりと振り切った中で、振り遅れせずにライナー性の打球を打ち返せるミートセンスの高さを持つ。状況によってコンパクトなスイングに切り替えることもできる。実戦でほとんどミスしない本番の強さもある。走塁も積極的で、状況判断が長けている。野球脳が高く、調子の波が小さい選手で、安定してパフォーマンスが求められるプロ向きの逸材だ。 16位 井上 剣也投手(鹿児島実) 175センチ77キロ 右投げ右打ち 直球の威力:A 変化球:B 投球フォーム:B 制球力:B 将来性:A 指名順位:中位 将来像:今井達也(西武) 安定して140キロ後半の速球を投げることができており、その威力は凄まじいものがある。春は直球主体だったが、夏は130キロ近いフォーク、スライダーを決め球にして抑える場面があり、投球の幅が広がった。まだ制球を乱す場面があり、安定感は欠けるが、パワー型のピッチャーとして着実にレベルアップしている。
甲子園準V投手がランクイン
15位 椎木 卿五捕手(横浜) 180センチ85キロ 右投げ右打ち 長打力:A 巧打力:A 守備力:A 走力:B 将来性:A 指名順位:中位 将来像:矢野燿大(元阪神) 1年秋から名門・横浜の正捕手となり、2度の関東大会に出場。2年夏、3年夏ともに激戦区の神奈川大会決勝を経験した。甲子園出場はないが、どこよりも厳しい神奈川で、チームを上位に導いた総合力は高く評価できる。大事な試合で本塁打を打てる勝負強さ、お手本にしたいほどの打撃フォームの良さ、強肩、安定したキャッチングが光る守備。走攻守すべてにおいてレベルが高い選手だ。 14位 坂井 遼投手(関東第一) 178センチ78キロ 右投げ右打ち 直球の威力:A 投球フォーム:B 制球力:A 変化球:B 将来性:A 指名順位:中位 将来像:大西広樹(ヤクルト) センバツ以降急成長した151キロ右腕。がむしゃらに投げていた時と比べると夏は投球のメリハリがついて、要所で剛速球でねじ伏せる実戦派の投手へ成長した。先発としても安定した投球を見せているが、プロでは爆発力が求められるリリーフが向いているのではないか。