“令和の三四郎”村尾三四郎「(ロス五輪で)金メダルを取るために」 グランドスラム東京連覇へ意欲 パリ五輪銀メダルは「自分の実力不足」
◇柔道・グランドスラム東京大会 直前練習(5日、都内) 柔道・村尾三四郎選手がパリ五輪後初の大会となるグランドスラム東京へ意気込みを語りました。 【画像】柔道重量級メンバーのインタビューが笑いに包まれる 村尾選手はパリ五輪で男子90kg級と混合団体で銀メダルを獲得。名前になぞらえて“令和の三四郎”として話題となりました。 「目標にしていた夢だった舞台を経験できたというのは自分にとってもいいことだと思う。試合に出られた経験が、これから試合をするうえでも、準備をする過程でも生きてくる」と憧れだった五輪の舞台を振り返った村尾選手。 しかし「金メダルを目標にやっていた。それを達成できなかったのは自分の実力不足で、まだまだ自分に伸びしろがあると捉えているので、もっともっと強くなりたい」と悔しさをにじませました。 パリ五輪から約4か月。まだ休養する選択もありましたが、「パリ五輪で優勝できなかった悔しさがあった。できるだけ早く戦いの場に戻って、次の目標に向けてやっていきたいという思いで決断した。まだまだ強くなれる、まだまだできるというのを自分に言い聞かせて、(ロス五輪で)金メダルを取るために動き出した」と今大会への出場についてコメントしました。 五輪メダリストとして他の選手からも注目されそうですが、「周りは気にすることなく、自分のやるべきことに集中して大会に臨みたい。出るからには結果を出して優勝して、次につなげたい」と語り、ロス五輪で悲願の金メダル獲得へ、再出発を切りました。