かんぽ生保問題 日本郵政社長らが辞任会見(全文5完)あのとき調査に動いていれば
詐欺まがいは駄目で、暴力団はオッケーか
朝日新聞:詐欺まがいは駄目で、暴力団はオッケーなんですか。 司会:申し訳ございません、手をあげて。 朝日新聞:詐欺まがいは名誉毀損で、暴力団は名誉毀損にならないんですか。暴力団という表現は。 司会:申し訳ありません、手をあげてお話しください。どうぞよろしくお願いいたします、ご協力のほど。 長門:いや、せっかくだからちょっと伺いましょう。なんですって。 朝日新聞:暴力団という表現はともかくと、あるいは固有だと。 司会:社名を。 朝日新聞:すいません、朝日新聞の【フジタ 01:32:36】と申します。先ほどの発言のご確認だけしたいんですけれども、暴力団と実際に何度も表現されているわけで、その表現はともかくとか固有のということではなくて、代表副社長がおっしゃられて、私は広報部にも適切かと質問したけども、適切だとするような回答をされてるんですけれども、皆さん先ほどから、長門さんも詐欺まがいが名誉毀損だと抗議されたわけですよね。暴力団は名誉毀損にならないのか。 それともう1つだけ。僕らは9月末の長門さんの言葉で、郵政3社長で抗議したことも反省したと思ったんですよ。翌朝の新聞に書いています、何紙もですね。ところがその抗議は、鈴木さんは別に正当なものだったと。なので、長門さんがその抗議は反省していないんだということであれば、今日その一言だけ教えていただけますか。 長門:整理します。Twitterが立ち上がって、今となってはですよ、問題は置いておいてですよ、As of、そのときの7月、あれは7日と10日だったんですね。このTwitterを見て、みんなこれはひどい、みんなというかひどいじゃないかと思ったのは鈴木上級副社長のみならず、わがグループでいっぱいおりまして、そこについては、そのひどいじゃないかと思った気持ちはみんな共通です。
いき過ぎじゃないかなと感じている
2つ目、これに関して鈴木上級副社長が暴力団という表現を使った。これについてどう思うかというご質問であれば、極めて不適切と私は感じております。それはちょっと言い過ぎというのが、鈴木個人がどういう表現力の持ち主でどういう気持ちで言ったのかと、忖度できなくはないですけれども、それを社会的に、そういう言葉で発言したというのはちょっとそれはいき過ぎじゃないかなと感じておりますのが2点目です。 3点目に9月末のレターとおっしゃったのは、おそらく10月5日の書面じゃないかと思うんですけれども、3社長で1個目が7月11日にTwitterのあと、3社長で上田会長にひどくないかということを1回クレームしましたと。2通目が8月2日に、その間に、いい悪いは別にしてプロデューサーだかなんか若い方、センター・チーフ・プロデューサーか、という方が来られて、われわれの意識はですよ、会長は全然関係ないんだと、俺たちがつくってるんだと、会社なんかに文句言わないでよと、方向違いだよ的な発言があったので、何それと、会長が責任持たないのと、だから返事くれないのと言ったのが8月2日のレターで、9月末っておっしゃってたのは、次のレターが10月5日付なんですよ。われわれの。それじゃなくて? 朝日新聞:9月末の会見で。 長門:会見で? 朝日新聞:長門さんが反省すると言った言葉を、調査しなかったことだけでなく抗議したことも反省していると僕は受け止めたし、それは違うんですかという。 長門:違います。私が反省していると言っているのは、今から思うとあのときにしっかり、こういう不適切営業かもしれないものがあるときに、大きなヒントがあったんだから、あのとき今のような抜本的な調査とかなんかに動いていれば早期に問題は解決できたのに、大変に反省しているという意味で申し上げました。今から思っていい悪い、別ですけれども、ひどいじゃないかNHKと思ったのは、それは本当に思いました。以上です。 司会:大変申し訳ございませんが、お時間回ってまいりましたのであとお1人。お1人とさせていただきたいと思います。本日の、経営責任の問題というのが趣旨でございます。こちらの関係のご質問があられる方。一度目の方。分かりました。じゃあ最後に【ヤマダ 01:37:07】さま、どうぞ。