かんぽ生保問題 日本郵政社長らが辞任会見(全文5完)あのとき調査に動いていれば
かんぽ生命保険で顧客に不利益となる不適切販売が発覚した問題で、日本郵政グループは27日午後6時から都内で記者会見を開き、日本郵政の長門正貢社長、かんぽ生命の植平光彦社長、日本郵便の横山邦男社長の辞任を発表した。 【動画】かんぽ不適切販売問題 日本郵政グループ3社長が辞任会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「かんぽ不適切販売問題 日本郵政グループ3社長が辞任会見(2019年12月27日)」に対応しております。 ◇ ◇
追加で特定事案調査をするということか
NHK:すいません、NHKの【カワセ 01:28:00】と申します。先ほど植平社長のほうから追加の調査、スコープを定めて今後やっていくというような発言がありましたが、具体的に何か追加で特定事案調査、ほかの対象についてやるということなのでしょうか。また、そういったことを後任の方に指示されるということなんでしょうか。 植平:先だって、手前どものほうから公表させていただいた顧客調査の結果および今後の取り組みの中に記載をさせていただいているとおりでございまして、今後の対応についても問題領域、不利益領域があるのであればそれは例外なくしっかりやっていきたいということでございます。 今回、特定事案調査は外形的に不利益が発生している可能性があるということで18.3万件をくくり出しましたけれども、そういう、もし領域があるのであれば、あるいはお客さまに明らかに不利益が生じている領域があるのであれば、それを見過ごすことは絶対いたしません。それをしっかりと定めて、範囲を決めてやっていきたいというふうに思います。今、どの領域がどうだということをここで私のほうから、個別具体的にはなかなか申し上げられませんけれども、後任の体制も含めて、そういったことはしっかりやっていくことになるというふうに思っております。 司会:すいません。申し訳ございません。