大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文2)調査は困難を極めている
大阪府の吉村洋文知事は1日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2020年4月1日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見 ◇ ◇
陽性者から聞き取りをするしかない
吉村:引き続いて、もうちょっと戻ってもらっていいかな。われわれが、これはクラスター班に基づいて調査をしていますが、非常に調査が困難を極めているという状況もあります。調査というのが、結局は関係者から聞き取りするしかありません。だから陽性者から聞き取りをするしかありません。行動歴についてもわれわれがGPSを付けて調査したりカメラで調査できるわけじゃありませんから、結局は陽性者の協力を得て聞き取りをするというしかありません。その中で行動歴の解明というのが非常に困難な状況の中、今進めているというのが現状です。ナイトクラブとか接客を伴う飲食の場で感染したと思われる事例、ただ、そういう事例がうっすらと、しかしおそらく確実に見えてきているので、これについては府民、市民の皆さんに呼び掛けをということで、昨日呼び掛けをしたところです。現実にクラスターが、もうこれは僕、発生していると思います。 引き続いて今後の対策についてです。対策の現状と今後の対策についてです。まず病床については入院フォローアップセンターというのをいち早く立ち上げまして、重症者から軽症者、無症状者に応じて場合分けをしていくという入院選別機能を持たせて医療崩壊を防ぐということをいち早く打ち上げてやっています。そして今もこれは進めてやっているところです。現状ですが、病床は稼働病床、すでに動いている病院での病床と、それから1つは閉鎖した病棟というのを使ってやるというのを僕は3つ目の戦略として打ち立てましたが、それについても現実に動いていっています。現状、合わせて600床の確保についてはできているという状況です。