【新作時計品評会】グランドセイコー、カルティエ... 手巻きにこだわる3選
時計の実力は、触れて、眺めて、試着しないとわからない。そこで4人の時計愛好家を招いて、注目の新作モデルを中心に品評会を開催! 相応の知識と経験を積んできただけに、まなざしは真剣そのもの。実際に購入する気でチェックし、大いに語り合った。 【写真】グランドセイコー、カルティエ... 時計愛好家がえらぶ、注目の新作時計をもっと見る
GRAND SEIKO|Heritage Collection 45GS復刻デザイン 限定モデル
初期のグランドセイコーで到達したデザインと機構の最高峰といわれる1968年製「45GS」の姿を、最新型の10振動手巻き式ムーブメントCal.9SA4を搭載して復刻。12時位置に堂々と「SEIKO」ロゴを掲げ、オリジナルモデルを彷彿とさせる佇まいに。世界限定1200本。
CARTIER|サントス デュモン
パリ社交界の有名人だったサントス=デュモンのために、ルイ・カルティエが1904年に製作した世界初の紳士用実用腕時計をベースに、’11年に市販化された「サントス」。このモデルは薄型のCal.430MCを搭載し、オリジナルモデルにも似たエレガントな雰囲気に。
PANERAI|ラジオミール オフィチーネ
イタリア海軍特殊潜水部隊のために1935年に製作したプロトタイプウォッチを、後に製品化したのが「ラジオミール」。クッション型のケースやワイヤー式のラグが特徴で、秒針もカレンダーもなく、ムーブメントが手巻き式なのも当時のスタイル。タフな時計だが、レトロな温かみがある。