甲子園、選手50人以上が「熱中症」訴え…最悪の事態が起きたら? “出場経験あり”弁護士に聞く「責任の所在」
大会時期“変更”の可能性は?
前身の「全国中等学校優勝野球大会」として、1915(大正4)年に始まった甲子園大会。戦時下で中断したが終戦翌年の1946(昭和21)年には早くも復活し以来、夏の“国民的”大会として愛されてきた。 しかし、近年の酷暑。そもそも大会時期を“涼しい時期”にずらすようなことはできないのか。 高野連とともに大会を主催する朝日新聞社(広報部)は、筆者の問い合わせに「来年以降の大会運営や暑さ対策については、日本高等学校野球連盟とともに、選手にとってよりよいものになるよう検討を続けていきます」と回答した。 暑さに負けない“熱戦”が繰り広げられている甲子園大会。23日には決勝戦が予定される。球児たちの“熱い”夏も残りわずかだ。大きな事故やケガなく、日ごろの練習の成果を発揮してほしい。
榎園哲哉