「悔しいし残念」タイ代表は無念の敗退。石井正忠監督は責任を痛感「中国でのアウェイ戦で…」【W杯アジア2次予選】
タイ代表は11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・グループリーグC最終節でシンガポール代表と対戦し、3-1の勝利をおさめた。しかし、中国代表との直接対決の成績により敗退。試合後にタイ代表を率いる石井正忠監督が語ったと、タイメディア『サイアムスポーツ』が報じている。 【組み合わせ・順位表】カタールワールドカップ・アジア最終予選(3次予選) 石井監督はスパチャイ・ジャイデッドやスパチョーク・サラチャート、スパナット・ムエンターなどを先発起用。37分にスパナットが先制点を決めるが、57分にシンガポール代表のイクサン・ファンディに同点ゴールを決められてしまう。それでも79分にタイ代表のポラメット・アルジュヴィライが勝ち越しゴールを決めると、86分にタイ代表のジャロエンサック・ウォンゴーンがヘディングシュートを決めて追加点。タイ代表が3-1の勝利をおさめている。 しかし、あと一歩足りなかった。2位の中国代表と勝ち点、得失点、総得点で並んだものの、直接対決の成績により中国代表が最終予選進出を果たしている。中国代表とのアウェイ戦は1-1、ホーム戦は1-2という結果だった。試合後、石井監督は「続けられないことは悔しいし、残念に思っています。選手たちはベストを尽くしてくれました。中国でのアウェイ戦で勝ち点3を取れなかったのは私の責任です。それが私たちの進出に影響しました」と語り、悔しさを滲ませている。
フットボールチャンネル編集部