同僚は事故物件に引っ越したようです。本人は「家賃が安かったから」と言っていますが、抵抗がない人は多いのでしょうか?
事故物件はいつまでも安く住めるわけではない
事故物件は、いつまでも安く住めるわけではありません。特に、駅が近い、間取りが広いといった家賃を高くできる要素が多い物件は、更新のたびに値上げされて、数年後には相場通りの家賃になる可能性もあります。最初から2年たったら退去するといった契約を求められる場合もあるでしょう。 また、近年は事故物件をまとめたサイトもあります。インターネットを検索すれば、事故物件の住所だけでなく、事故物件になった理由までわかる可能性があります。事故物件になった理由によっては、いたずらの被害にあう可能性もあります。
事故物件に住むのはメリット・デメリットを把握したうえで決断しよう
ずっと事故物件に住んでいる著者の作品がヒットするなど、事故物件に関する関心が高まっています。アンケートの結果が示すように、事故物件に抵抗がある人も多い一方で「安く住めるなら事故物件など気にしない」といった人もいます。 事故物件の魅力は相場に比べて安い家賃ですが、住み続ける限りずっと安いとは限りません。事故物件を借りる場合はいつまでこの値段で借りられるのか、不動産業者に確認しておくのがおすすめです。 また、事故物件に関する問い合わせを嫌がる不動産仲介業者もいるほか、事故物件はいたずらの対象になりやすいといったデメリットもあることを承知しておきましょう。 出典 国土交通省 不動産・建設経済局 不動産業課 宅地建物取引業者による人の死の告知に関する ガイドライン 株式会社クランピーリアルエステート イエコン 事故物件の需要調査アンケート(PRTIMES) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部