クリスマスの新定番「モスチキン」開発秘話。ルーツは日本人になじみ深い「意外な食べ物」だった!
アイスコーヒーに続き、モスバーガー・フレンチフライポテトM、そしてモスチキンが到着しました。普段はテイクアウトが多いので、きれいな顔をしたモスバーガーと対面するのは、何だか新鮮に感じます。 まずはフレンチフライポテトから。揚げたてなのでしょう、長い時間持っていられないほど熱々です。一口食べると、中はぎっしり、ホクホク。太めサイズなので、1本当たりの満足感が高く感じます。 ■最後の最後まで楽しめる、良心的なチキンは「さすが」の一言
お次はモスバーガー。いつ食べても、きれいに食べられずもどかしいながら、やはり味は絶品です。 コクのあるミートソースとトマトのジューシーさ、玉ねぎのシャキシャキ感が良いバランスで、バンズに塗られたマスタードも隠し味的に機能しています。 さて、いよいよモスチキンをいただきましょう。包み紙には大きくモスチキンのイラストがあしらわれており、ミシン目に沿って上半分をはがすと真打ちの登場です。 個人的にモスチキンの素晴らしい点だと感じるのは、何より「骨」のストレスがないこと。
フライドチキンを食べるとき、見た目こそ大きくても実は骨が多かった、可食部位が少なくてちょっと残念――と感じたこともしばしば。 一方でモスチキンは期待を裏切りません。何なら持ち手の部分もしっかり肉が付いており、最後の最後まで楽しめます。 「量」だけでなく「質」も、さすがの一言。今回はイートインですが、テイクアウトでも衣はザクザクしており、肉もしょうゆベースで、日本発のバーガーチェーンらしく、親しみやすい味わいです。
モスバーガーとモスチキンを食べ終え、最後のちょっとしたぜいたくを。モスバーガーでは、包み紙に残ったミートソース用にスプーンを用意しています。 ちょっと残っていたフレンチフライポテトに、残ったミートソースをディップするのがささやかな楽しみという方もいるのでは。筆者もその1人として、ミートソースを最後まできれいに楽しみました。 そんなこんなであっという間に平らげ、あらためてモスバーガー、そしてモスチキンの人気に納得したひとときでした